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チャートを立体的に読む

運転中に次男から
「この世に人間が母ちゃん一人になったらどうする?でも、猫たちはいる。どうやって猫たちを守るよ??」
と聞かれました。
私は次男に「一人一人が自分に出来る事、役割を果たすからこの地球は回ってるわけで。母ちゃん一人だったら出来ることが少なすぎて猫たちを路頭に迷わせてしまう!だから、いろんな人が必要だ!」と言いました。

スタートはしょうもない話でしたが、いろいろと自分の考えを次男に話しながら「マジでそれ」と自分で思ってました。

クライアントさんから
「自分なんて生きてる意味がない」とか
「自分に出来る事なんて何もない」って言葉を聞くことがあるんですが
それは自分にしか出来ない事を見つけていないから、そういう考えになり、それが悩みになるわけです。

実際のところ一人一人の魂の願い、軌跡、経験値は唯一無二です。
この宇宙が始まってからも、この先のどこを探しても「自分と全く同じ人」はどこにも存在することはありません。

今生、沢山の人と同じ世代で生まれようと
同じ産院でほぼ同時刻で生まれようと
同じようなエネルギーを共有する集団の中の1つの魂だとしても
その魂が持つ背景は千差万別であり唯一無二。
どこにも自分と全く同じ魂は居ないわけです。

その魂の願い、軌跡、経験値の全てが揃う事で「出来る事」があり
それを人は個性とか使命とか才能と呼ぶわけです。

自分に出来る事を個々人が実現すること、それはすべての魂が輝くことで、そこには相互作用による循環が生まれる。
その状態こそが地球を生きる全ての魂の目的であり悲願。

でも、現実は人は自分にしか出来ない事を探すことをせず
他人や時代の基準に合わせて仕事に就くけど
そうやって就いた仕事は誰かの居場所だったかもしれない。
そうやって気づけばみんなが居場所を失い、合わない場所で苦しい、辛いとやっているし
その苦しい、辛いが5次元に溜まり、それが現実に反映されるという悪循環があるわけです。

だからこそ、一人でも多くの人が自分にしか出来ない事を見つけ、自分の居場所で生きれば、良い循環が生まれ、良い未来の創造に一役買うわけです。

*     *

占星術をやってると「私の使命は?」とか「私にしか出来ない事は?」と聞かれますが
それは平面に描かれたチャートだけでは分からず、その人の魂の軌跡と意識の進化の段階までをも含めて読む必要があるわけで
その魂の軌跡、意識の進化の段階をどうチャートから読むか?は読み手によっていろいろだと思いますが
私は12Hを過去世として読む、という方法を取っています。
1H~12Hまでを今生として読むより、12Hを過去世としてチャートを立体的にするほうが読める内容も深まると感じています。

意識の進化の段階については、チャートに書かれることはありません。
そもそもチャート自身は日時と場所から出しただけで、そこに意識の進化の段階は含まれませんから(人間の誕生日のチャートではない事もある)

じゃぁ、どうやって意識の進化の段階を判断するのか?ですが、それはクライアントさんの話を聞きながら、話の内容やクライアントさんの視点が宇宙の法則に沿っているかどうか、で判断できます。




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