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シナストリーで合が多い関係

夫婦や恋人、友だちとは違う「親子」の関係性だからこそ難しい。
その難しさゆえ関係性に悩む親子も多い。
でも、親子だからこそ学べる事もあったりします。
でも、親子だからこそよく分からないまま悩むこともある。
そんな時は親子のチャートを重ねてみると理由が分かります。

*     *

実生活の私にとっての長男は「似た者同士だからこそ理解するのが難しい相手」
長男にとっての私は「自分の傷をよく理解してくれる(はずの)人、傷から救い出してくれる(はずの)人」
と正反対の印象を持っています。
なので、とにかくややこしい。

私からすると「分からない相手だからこそ、長男とはちゃんと話す必要がある」と思ってるけど
長男は「言葉にしなくても分かってくれるはず、だから会話がなくても分かるはず」と期待しているので、会話しようとしても噛み合わない。

私は長男からの「なんか美味しいもの買ってきて」のオーダーを満足させたことが一度もなく
その度に「なんでこれを選ぶ!?親子なのにそんな事も分からないなんて」と言われます(それがまたウザい)

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私と長男のチャートを重ねると、合が多いです。
お互いのアセンダントとディセンダントがパータイルで合で
長男の月と私のSNもパータイルで合
他にもいくつかタイトな合があります。
似たエネルギーの学びを持つからこそ、会話せずとも分かり合えると期待する長男と
似ているだけで同じエネルギーじゃないから、あえて会話が必要。
というズレが出てくるのでしょう。

特に長男にとってディセンダントが持つカルマは、私の今生のテーマと同じだから、母ちゃんならこの苦しみを分かってくれるよね!?って私からの理解を期待する。
でも、お互いのチャートをひっくり返すと私の今生のテーマを、カルマになっている長男が理解できないわけです。

長男は火星と海王星がタイトなオポジションを持っています。
そこに私の太陽が合なので、何か課題が来た時の態度が
私は乗り越えようとするけど、長男は逃げようとする(低い波動の状態だと)
私が火星や金星を使って自分らしく生きようとすると、長男の傷が疼くし
私は長男のディセンダントが抱える傷を乗り越えようとするけど、長男はディセンダントの傷に逃げる。
その姿を見て「なにやってんの!」と私は思う。

合を持っていても、自分にとっての相手、相手にとっての自分の意味合いがガラリと変わる事もあるため
合だから最初から全て上手く行く、なんて事は正直ないと思います。

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また、親子だから無条件に理解し合えると期待するのも親子。
でも、実際には子は親に期待するけど、親は子の期待に応えない
親も子に期待するけど、子は親の期待が苦しいと感じる事は多い。
また、私と長男のように似た課題を持っているからこそ、難しい関係性もあります。

親子関係で悩んだ時はチャートを読んでみるのもアリだと思います。
お互いを理解するのに必要なメッセージが必ず隠れていますから。

また、親が子を理解する、子が親を理解する上でもお互いのチャートを読むことも大切だと思います。

シナストリーではないんですが、長男にとってキャパオーバーな事が起きた時にフリーズしたり、隠れたりする理由がずっと分からずにいました。
でも、その理由は長男は海王星と火星のタイトなオポジションによるもの、と知った時にどれだけ合点があったか。
そして、そのことをもっと早くに知っていれば、長男に対しての悩みが一つ減ったのになと思います。

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