見出し画像

土星とのテストとお金

もしかしたら前にも書いたテーマかもしれないけど・・・。

その分野では知識もしっかりあり、ゆえに人気も知名度も集客力もる。
伝えていることも、ちゃんと宇宙の法則にある程度乗っかっている。
みんなの人生が少しでも良くなれば、と真摯に自分に出来る事に向き合っている。
が、ある時を境に生徒という名目で人を集めはじめ宗教化した人を何人か知っています。

そして、その「ある時」に必ず絡むのが「お金」
宗教化した結果、生徒なのか信者なのかは中心人物にとってATMと同等になる。

ここに書いた

「自分ほど成長した人物はいない」
「自分ほど学びが深い人間は居ない」
「自分に出会えたあなたは恵まれている」
「この人生で私は地球を卒業する」

は、宗教化してくると中心人物が言う言葉でもあります。
そして
自分と会うにはお金が必要だ
自分からアドバイスをもらうにはお金が必要だ
特別セミナーを特別価格で招待します、こんな機会はありませんよ!
と、何をするにもお金、お金、お金・・・になる。
揃いも揃って「お金」ばかり。

みんな似たような道を進むことが不思議でした。
確かに彼らから教えてもらったり、知識を共有してもらう事に対しての対価は絶対に必要。
でも、宗教化し始めた彼らにどれだけお金を払っても、払った分だけの教えや知識の共有はなくなり「それ以上は〇円必要」と言れてしまう。

こうなると成長して、土星のテストへの合格まであと一歩だったのに、一気に足元をすくわれる。

なぜこうなるのか?を占星術のハウスシステムから仮設を立ててみました。
(あくまでも私個人の考えです)

土星が管轄するのは10H、ここを超えると魂の世界に入っていく。
お金がテーマに上がるのが2Hと8H
お金と言えば金星で、金星がルールするハウスは2Hと7H

2Hと10Hはトラインで
7Hと10Hはスクエア
8Hと10Hはセクスタイル

という事から見えてくるのは

自分が気づかない自分の魅力や才能に気づくために他者の存在が居る。
他者と自分を比べる事で、自分だけが持つ魅力や才能に気づくことができる。
そこが出来るから自己価値が構築され、その自己価値が自信となり、その自信が安定した生活を与えてくれる。
その経験から、今生を生きるために必要なリソースは全て手にして生まれてきていて
自分に何かを足したり、引いたりする必要は何もない、自分はすでに完璧という真理に気づくことができるから
土星のテストにパスできるチャンスが巡ってきます。

が、
人間関係の未消化の傷があると
相手のために自分を抑えたり、相手の評価を得るために相手都合に行動したかと思うと
自分の価値を保つために相手の称賛を必要として
その賞賛を常に得るために、相手を束縛したり支配しはじめる(これが宗教化につながる)
そうなると、自分の中にある「闇」の存在を否定し始める(乗り越えたと表現し始める)
そして、自分の価値を他人に証明するために贅沢な生活に執着し始める。

で、この贅沢な生活をするために必要なのがお金。
で、足元をすくわれるってことなんだろう、と。

そういえば、彼らの事を過去を振り返ると、パートナーシップでキツイ経験をしている人ばかりだな、と。
その経験によって自己価値が崩れたけど、修復しないまま人生の歩みを進めた事がが問題なんだろうな、と。

でも、彼らが作ったグループに入った人たちは、「自分は選ばれし人間」という満足度もあるみたいだし
そこで続く課金も、選ばれし人間という満足感を感じ続けるために必要な事なんでしょうね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?