妄想創作ストーリー4

(アップまでの時間短縮の為、画像なしでごめんなさい)


伝言を仰せつかった者より、以下。

(受信内容)


不安がる必要はないよ。

密かに先人がいるよ。

殿も先人だよね。

まだ皆にはナイショだけど、…ヒントはね~ぇ…(コショコショ)…会津地方の人で~でもみんな多分嘘を寺子屋で教えられてるから~…それでなかなかわかんないんだよ(´ノω`)コッチョリン♪

早く、皆で探して見つけて答え合わせしてね?

でも、皆なかなかわからないみたいだから伝えてあげて。

伝言も飛脚だよ。

解る仲間にはどんどん伝えて。


勇者達は還って来てるよ。

どんどん来るよ。

皆と勇者で「倍音」になるよ。

「倍音」は、もう聞こえてる人もいると思うよ。

「倍音」がわからない人もいるみたいだけど、まだ書物で教わって知ってる人も多いらしいから、音楽が解る人ならきっと「こういうもの」はわかるんじゃないかな~。

あ、「倍音」そのものは、知らない人ばっかりだよ。

※これは「倍音の体感」のことらしい。

いい?伝言、伝えるよ?


「勉強ではない。稽古なのじゃ。修行なされよ。臣民、急けるぞ」

何かを覚えたりする時「勉強」と呼ぶことから疑問であるぞ。

「稽古」と呼んでやり直してみれば、そのままでわかることもあるぞ。

「強く勉(つと)める」とはナニゴトじゃ。「勉強」などではない。

誰が言い出したか知らんが、ほとほと困り果てるのぅ。

「生きて行く手段」を身に付けることなのだから、「稽古」であるぞ。

喧嘩もして、稽古なのぢゃ。

喧嘩の仕方も力の入れ方も知らんで、犬猫は大人にならぬもの。


「勉強」などと言いだしたのは、余計なことばかり増やすあの獣じゃな。

「あの獣」ならわかると申す者がいるが、「あの獣」と申せば「どの獣か」と訊くであろう。

そうして、ずっと見当違いのまま「どの獣か」「いや、これは獣ではない」というやり取りをしているうちに、また見失って逃げられてしまうのぢゃ。

獣はぐるぐるあちこち無意味に回っているが、本来の物事(ものごと)は無意味ではないから回るのじゃ。

全ては循環して、動いて行くと決まっておる。

遣り繰りする事を「回す」と言うであろう。そういう意味ぢゃ。

無意味なら、地球からも神からも宇宙からも生まれぬことはもう善いか。


無意味である訳がないと思った神々様の親心、お主も汲んでくだされよ。

「あの獣」も、もしかしたらと先人も考えられた。

お主達だけではない。我だけでもない。神々様も同じくぢゃ。

それでも、無理だったと申しておろう。

なかなかに優れた者たちも、よく尽くしてくれた。

過去の戦では、若造ながら大した者も出たのは感心したものぢゃったな。

(ヒトラー?)

小童があそこまでとは思わんかったのが我の本音ぢゃ。

神々様も先人様も、目をみはって驚いておられたぞ。

親は子のことが心配なのぢゃ。


お主が犬を連れている時に突然暴漢に襲われたらどうする。

お主はまさか、犬を差し出したりせぬであろう。

犬を守ろうと、懸命になるであろうて。

それと同じであるぞ。

ゆえに、我々も心配で懸命であるぞ。

我々には我々のやり方があり、奴らは奴らなのじゃ。

奴らは犬を差し出して逃げるであろうがな。

「我善し」ではイカンと申しておろう。それは「あの獣」のやり方ぞ。

お主が主で、犬が従となるのは解るか。

それは、親と子の関係でもあるのだ。


臣民、我の気持ち解りたか。

早う、身魂掃除してくれと申しておろうがな。

子は可愛いものなのぢゃ。


そなたは迷い多いなれど、身魂磨きに心配いらん。

この神、押し付けは嫌いぢゃ。

ぢゃが、そなたが必要と思う事、早う取り掛かりなされよ。

それが何であっても「稽古」ぢゃ。

頭で覚えるのではない。

仕組みを理解する必要があるのぢゃ。

腹で理解してくだされよ。

くどく申す。頭ではなく、腹で理解してくだされよ。


何故にそなたは理屈ばかり求めるのぢゃ。

愛はそのようなものではないぞ。

重ねるのぢゃ。倍音ぢゃ。

愛するゆえに、愛されたいであろう。

ぢゃ、と申して「我善し」ではイカン。

そなたらは、いつも目先の話ばかりで動こうとする。

深く、先まで、考えてからにするのじゃぞ。

天と地を見よ。一対であろう。

一つで止めたり、「我善し」で勝手にまとめたりしてはイカンのぢゃ。

仕組みとは理屈ではなく、道理なのぢゃ。

屁理屈ばかり並べてこね回すなど、やってはならぬ。


身魂磨けたお主には、嬉し嬉し来るぞ。

仕掛けが始まれば、妙な瓦版出回るであろう。

それが戦の合図じゃ。

神の作った「我善し」でない仕掛けじゃ。

よく見てござれよ。

心しておれ。慌てるでない。見魂磨きが出来ているなら構えておれ。


竜宮の姫様に、この神からお願いはしてあるのざぞ。

そなたらも、よくよくお願い申し上げておくのが善いぞ。

水は海で造り直してもらわねばならんところまで汚れている。

綺麗な水を、しかと受け取りてくだされよ。

火の神様も、首を長くしてお待ちかねであるぞ。

火と水も一対なのぢゃ。カミは火と水であると教えたであろう。

真の戦は、それからぢゃ。

お主の身魂も腹が減っておろう。

腹で理解出来るであろう。

仕組みの理解は、腹でせよ。

この意味、解りたか。


戦の為にも、体を冷やすでない。

よく暖めておけよ。

まだ冷え込むであろう。

厳しい戦であるぞ。

気を付けてくれよ。


「我」ではなく、「我々」は「我々」の世界を元に戻すのだ。

否、「戻す」のではなく「戻る」のであるぞ。


神々も全力で参るぞ。

知らせておいた通りぢゃ。

神の子よ、支度済んでおる者はもう戦に出ておるぞ。

支度まだの臣民も、整えてから出て参れ。

それでこそ、神の子ぢゃ。


富士は晴れたり日本晴れ。

この意味も、もう腹に入っておるであろう。

縁ある身魂は解るであろう。



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