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230511_人間は1つの空間に集合して存在はしていない

人間は現実世界というものを脳を通じて解釈して体験しています。

日常生活を営んでいると様々な人間と出くわし空間の中に他人が出現しているように見えるのであたかも1個の地球という場所空間のどこかの場所に複数の人間が集まっているように見えてしまいますが、
自分が目の前に認識している場所空間には本来1人しかいないという設定があります。

脳の錯覚であたかも1つの場所の中に複数の人がいるように見えてしまうところがあり。
まずこういう脳の錯覚が起こっていることをよく把握しておく必要があります。

1人1人が同じ空間にいるように見えても、実際のところ一人一人が差異はあるのだけれどもある程度、似たような空間を脳内に映し出しているということで。
こういう構造を知ると自分自身がいる空間の支配者というのは自分しかいないハズなんですが、

どういうわけか、現代人はこの自分しかいないハズの空間に対する権力を得体の知れない組織やボスみたいな他人に譲渡してしまっているのが当たり前になっている状態です。力や財力、優れた技術、テクノロジーを持つものを何故か神のように崇拝して自分が本来持っている空間支配権を譲渡してしまっています。
自分しかいないハズの空間をもっと居心地よくなるための法律とか作ってくださいよ~と何でもない他人に言っている状態で。

かなりおかしなことをやっている状態です。

渋谷という人が集まるたくさんの場所がありますが、そこを訪れる人数だけ渋谷というものが存在することになり、訪れる人数分のバリエーションがある渋谷が存在しているのですが、ここを誤って渋谷という場所は1つしかないと思い込んでいる状態があって、実際のところ、渋谷を訪れた人数分の渋谷が重なって存在しています。そして渋谷を訪れたことのある人が寿命なり死ぬとその人が持っていた渋谷という世界は消え去ります。

これは家族がいる各自宅も同じ話で。

1つの家に複数人がいるように錯覚していますが、実際には自分しかいなかったということで。
ここはバーチャル設定である程度、同じように見えるように設定しておきましょうという無意識での合意があるから、同じ場所に自分以外の人間が存在して空間があるよう錯覚しています。

では何故、1つの空間をある程度同じように見えるにしておきましょう?という合意があるのかって話になりますと、人間同士が活発にコミュニケーションをしてもらう意図があるからで各自の舞台設定が全く違って見えてしまうとコミュニケーションが起こらないからという話があります。
では何故、コミュニケーションが起こらないといけないのか?という話になるとさらに説明が困難になっていくのですが、

非常に単純化して説明するとすれば、人間というのはそういう意図を持って創られているから、となります。

クリスタル・フラーレン


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