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230819_人間は家族を形成してきたけど

少子化の流れになってきてから、家庭というものを構築する人が減ってきました。
何となくですが、これは至極当然の流れなのかなと思えるところがあります。
少子化に対してお金で何とかしようとする流れもありますが、思うにお金で少子化の流れを食い止めることなんてできるのか?と思えるところが少しありますね。

人間というのは基本的な動作は他者の見よう見まねになりますから、自分の肉体の産みの親が家庭を築いたきたものですから、当然、子も【自分も大きくなったら家庭を築く】と真似していくもので。
親が毎日仕事に行って家庭内の経済流通を氣にしていたのなら、子も大きくなって仕事場に毎日くり出し自分の経済流通を氣にしていきます。そして、親が仕事終わりのビール一杯を美味しそうに飲んでいたのなら、子も大きくなって仕事終わりにビールを大概、飲むようになります。
毎日の動作ってのは普通は誰かのCOPYですね。
自分オリジナルでは間違いなくないって話です。

だから家庭を作ろうとするのも遺伝がどうたらこうたらという観点で見れることもありますが、誰かの動作COPYの結果となります。

そしてこのようなCOPYが通用するのは安定した時代のときということになります。
時代が変化、変わろうとしているときにCOPYした動作が割と通用しなくなってきます。COPYした動作の出どころは別の時代の風習から来ているものがほとんどですから、そうなると新しい時代に適用されるのが難しくなることがあります。

今、少子化という話題が社会で挙がっていますが、人間が主として人口を減らしていくという無意識のほうの大きなところで意思決定しているのではないかと思えるところがあります。

従来の世界観だと人間は現実世界というものを与えられている状態でした。与えられているから自我という存在は【私たちは生かされている】という感覚があります。そんなことを微塵も思わない人も勿論います。
ところが時代の変化とともに与えられる現実世界というものがなくなっている状態になっていっているように思えます。その流れを裏付けるように動植物が減っているという話が出ています。こういう状態が加速すると当然、人間の住む場所はなくなってきますので、家族を作るどころの話はなくなってきます。

そこで次に登場する世界をどうるのか?
作るのか?
という展開になってきます。

与えられるという状態に慣れている人は誰かが作った世界に当然入っていきます。その1つがメタバースのような仮想的な世界で。
それとは別に積極的に世界を作っていく集団も登場してきます。こちらが作る世界はメタバースのような世界とは正反対の世界となると思いますが、人類は果たしてこちらの世界を進むことができるのか?といよいよ氣にしなければならないときになってきましたね。

まだ経済をまわすことしか頭にないですが、いよいよそーも言ってられないときが来ているように思います。

クリスタル・フラーレン


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