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230911_現実空間の出来上がり方

現実空間というのは思っている以上に固定化されていないものです。

昔にそーえいば現実って自分の思った通りに展開しているなーと思っていたところ、世の中に引き寄せの法則とか出てきて。まずそこで感情というものも重視されている内容のものを見かけましたが。

まず引き寄せの法則的なものが作用するには現実空間が多様な物質で溢れているという構造を持っている必要があると思われます。
そして自分を含め全ての人間にとってある程度、共通したものを空間上見ているという設定も必要で。
例えば、ある人が天のほうに視線をやったときに【あれは空だ】と認識するのが普通であると思われますが、そこを【あれは大地だ】とか【あれは海だ】とかバラバラに認識する人間が無数にいる状態だと空間が安定しないわけです。そこをある程度の統一基準を持って世界を人間が眺めている必要があって、その上で初めて引き寄せ的なものが働くのかなと思います。

ということで今現在のような現実空間が出来上がっているのは【世界というのは誰にとっても1つしかない】とする信念を多数の人間が持っている必要があります。そして全ての人間がそういう信念を持ってしまうと世界が極めて固定的となり不変となる可能性があるから、【いやいや・・・世界というのは人の数だけあって1個でないよ】という不思議ちゃんと思われても仕方ないと思える思想を持つ人物も少数必要ですかね。

そして世界を時代ごとに塗り替えてきたのは意外にも言葉であるかなーと思います。文字ではなく言葉。そして言葉は言葉でも口から発せられる言葉が世界を変えてきたのではないかと思います。もしそーであるとすれば、声に出すアファメーションが世界を変えるというのは当然なのかなと思います。

車が欲しいと声に出してアファメーションしたら車をGETする現実に遭遇したというのは結局のところ、多くの人にとって車という共通認識が存在しているからで。そこに言葉があるから初めてそういう現実に遭遇できることになり。さらに車を立体的な物質、リアル感を感じられるものにするためには感情的な世界も必要であるから、それ故、願いを叶えるには感情を動かしておく必要もあるのだろうと思いますね。
言葉だけだと立体に見えるものでもペラペラの紙みたいに感じられるのでそこに思い出みたいな記憶情報を載せることができるものにするために感情次元がその言葉次元をなぞっていく必要があると思われます。

ということで現実世界というのは不特定多数に沿った共通する世界認識があり、その中に言葉と感情を織り交ぜながら立体感あるものに仕立てあげられたと見ることが出来ます。
まーまさにテレビとかから発するコンテンツは言葉と不特定多数の感情を乱高下させることが出来るツールになっているので世界を自分の都合よく支配的に変化させるものとして使われてきたってのが見えてきますよね。

クリスタル・フラーレン


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