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240619_今現在の歩き方が無意識の状態を表している

歩き方に正解はないと思っていますが。
現代人はつい正解があると思って正しい歩き方、正しいメソッドみたいなものを探す癖があると思いますが、そこは自らの認識と観察、そして体感を通じて出会っていくしかないと思います。

街行く人の足の運び方をよく観察しています。

街には下っ端のサラリーマン、管理職から様々歩いていますが、共通しているのは早い段階で歩くことが難しくなる体の使い方をしているということです。座り仕事している人は座り方に氣を使うことがあっても今現在の自分の歩き方に無頓着と言いますか無意識であることがほとんどでしょう。

勢いよく革靴の主にかかと側の底をズカズカと大きな音を立てて威厳を保つように歩く管理職を見て、日常の業務やフロアのことは把握していても自分の歩き方、足元に起きている衝撃、ズカズカと無意味に立てている足音には何も注意を払っていないようです。こういう人はシナヤカに方向を変えることができるような重心ではないため、硬直的であることが多いと思います。聞く耳を持たない人物になっている可能性があります。歩き方と現在のマインドの状態は非常に巧妙にリンクしています。

ですから歩き方を変えることは現在の自分のマインドを変えることでもあると思います。

日本人には西洋のような歩き方は向いていないでしょう。
でも現代人がやっている歩き方は我流西洋式の歩き方でしょう。
日本人は西洋人ではないから西洋人のような歩き方をしていたら早い段階で歩けなくなることは普通にあるでしょう。

自分に適した歩き方を見つける場合はやはり昔から行っていた日本人の歩き方を参考にする必要があると思います。
古来から編み出してきた料理の製法とかがあるようにそういうものをしっかりと尊重すべきだと思います。現代人が簡単にこれらを破壊して無残なものに変えていっています。ただ早く完成して効率がいいとばかりに。
ただ古来から行っていた日本人の歩法情報に出会うこともちょっと難しくなっていると思います。ネットで検索しても玉石混交でどれがホンモノの情報なのか?と思ってしまうと思います。

こういうのは日本人の体に刻まれているDNA情報を頼りにしていくしかないでしょう。DNAに刻まれているならそっちを意識して頼りにするしかないと思います。

ヒビキアマカム

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