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240403_腕を下げたままの現代人

座り仕事に従事している人は下半身の血流が普通に悪化する傾向にあって老化も早い傾向にあると以前に書きましたが、この傾向から身を守るために運動などが必要になってくるということですが、

同じく座り仕事に従事している人は心臓より低い位置に常時、腕を下げた状態であるので腕や手の血液循環も悪くなっていく傾向にあります。
一日の中で腕を天井のほうに向けて上げない状態を作ってしまうのは不健康な体を作ることにかなり貢献しているかと思います。
重力に従い下がった血液は何らかの手段方法を用いて心臓のほうに循環させてやる必要があると思います。
パソコン仕事の人は間違いなく腕を下げたままの状態が当たり前の態勢になってきますので、日中のどこかでノビをするように腕を天井のほうに上げておく必要があるでしょう。

座り仕事に従事している人は大変です。
下半身のメンテナンス、上半身のメンテナンス、腕のメンテナンス、筋肉のメンテナンスと氣を向けておく箇所は色々あるのです。
体全体ではなく頭だけが動いているのは非常に不健全な状態です。
脳だけ見ても使っていると相当なエネルギーが消費されるのでエネルギー源が必要になりますが、これが足りなくなると当然、枯渇しかかっている体の部位からエネルギーを吸い上げることを行うでしょう。

この状態は現在の日本の経済にも酷似しているところは興味深いです。

脳だけ動かしている人間が増えて脳以外をほとんど動かすことがない現場を知らない人間が次々と謎のルールを作るものですから現場も疲弊し稼いだお金も脳だけ動かしている人間が作り上げたルールのもと税金や社会保険料でどんどんと吸い取られていっています。
この状態が続けば当然、生活することが難しくなりますが、同じように脳だけ動かしている人間は各自の日常の生活を普通に行うことが困難になるのです。ちょっとしたことで息切れが起こったり、動くのがメンドクサクなりジャンクフードやその他快楽にどんどん手がのびていくようになります。

ということでそのようにならないためにもまずは非常に重要なポンプ機能を持っている心臓の状態を最適な状態に戻す必要があります。
そのためには基本的な血液の循環、【行って戻ってくる】という動きが体全体に満遍なく起こっている必要があると思いますが、脳だけ動かしている人間がいきなり体全体に氣を配ることはできないのでまずは腕とか上半身とか心臓に近いところの限定的な部位に意識を向けて改善していくのがいいのだろうなーと思います。

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