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この一か月で見た映画の感想6月~7月編

絶賛映画強化月間が続いており、6月から毎週見たい映画が一本は公開されている。基本的に映画館にはメジャー映画ばかり見に行くので、ラインナップ的にはどうしてもミーハーになってしまう・・・。

以下映画のネタバレも多少含まれます。

モータルコンバット

人気ゲームモータルコンバットの実写化ということだが、95年に一度実写化され、97年にはその続編が出ている。

モータルコンバットのゲーム自体は中学生の頃に友人に借りてやっていたのだが、実写を取り込んだ独特の映像の不気味さと、「フェイタリティ」という対戦相手を残虐に殺害する必殺技の演出などもあり、当時の自分にはプチトラウマなゲームで「怖いから返す!」と友人に早々に返していた。

ただ、このフェイタリティのグロ描写こそがモータルコンバットの骨子であり、日本ではそこまで人気はなくとも北米を中心に現在まで続編の出ている人気作だ。

95年の旧映画版も続編も見ていたのだが、時代的にもゲームの実写化作品は子供向けに作られていたので、骨子であるフェイタリティの表現などは全く無かった。しかし時代が変わるとコアターゲットの年齢層も広がり、今作では晴れてフェイタリティの残虐描写を見所にしたR15+指定の作品となっていた。

ゲームの実写版なのでキャラクターはそこそこ多いのだが、日本人的には浅野忠信や真田広之が出演していたりと、ゲームを知らなくてもそこに視点を持って行けばまあまあ楽しめる作品かなと思った。

ゴジラvsコング

モンスターバース実質の最終作。個人的にはこの映画を非常に楽しみにしていたので気合を入れて、公開初日に東京最大のIMAXがある池袋グランドシネマサンシャインに行った。

ただ、見る前に大きなミスを犯しており、たまたまYouTubeを見ていたら、メカゴジラが出るというネタバレを見てしまっていたのだ。これにはかなり萎えてしまったのだが、当日映画館のグッズ売り場に行くとネタバレであるメカゴジラのグッズが普通に鎮座しとる・・・。いやいや、これいいの?と思っていたが、数日後には映画公式が普通にメカゴジラを予告に入れ、公式でネタバレをしたのだった。

結局日本の公開延期でグッズの販売タイミングなどがずれてしまったのも影響してこういう感じになったと思うが、その延期で外国人によるネタバレが出てしまっていたので、あらためてコロナ馬鹿野郎って気持ちになった。

ゴジラとコングの闘いはプロレスに例えられ、映画評されているのを見かけるが、闘いの内容というより、マッチメイクが非常にプロレス的である。

プロレスファンならゴジラとコングを誰かに重ねてみるとより一層面白いのではないか。馬場vs猪木、武藤vs三沢、ロックvsストーンコールドなど。

るろうに剣心 最終章 The Beginning

ちょっと見るかどうか迷ってたけど、The Finalまで見ていたのと、自分の中で有村架純好き時期が来ていたので見に行った。

見るのを迷った理由として、るろ剣アニメ版の追憶編、星霜編という伝説のOVA作品も過去に見ていたので、今作がとにかく暗い話になることを知っていたので、爽快感などは絶対得られないだろうと思っていたからだ。

実際に剣心も人切り時代で、薫も佐之助も弥彦も出ないので、とにかくトーンが暗い。逆にそんな明るいエンタメを排除していることで人物と心情の描写がかなり丁寧に描かれており、”深い”作品となっている。

有村架純も巴役としてはちょっと童顔過ぎるかなと最初は思っていたが、映画を見終わるとやっぱり有村架純好き、となっていた。

結果これまでのるろ剣実写版5作中一番の傑作だと思う。

東京リベンジャーズ

今一番ハマっているアニメは東京リベンジャーズだ。

日曜日の深夜は坂道タイムという、テレビ東京の乃木坂工事中から、日向坂で会いましょうまで続く一週間の中で最も楽しい1時間半があった。そこに今年の4月から東京リベンジャーズが加わったことで、一週間の中で最も楽しい2時間になった。

アニメの感想になってしまうが、とにかく毎週の終わりがクリフハンガー型ですごくいい場所でおわるので次回が楽しみで仕方ない状態だ。漫画を見てしまえば先は分かるが、その貴重な毎週の楽しみを一気に得てしまう事は逆にすごく損だと思っているので、アニメのシーズンが終わるまでは原作は読まないようにしている。

アニメも1クール目が終わり、おそらく実写版もここまでの内容だなとは想像が付いていたので、どちらかというとキャラ造形を楽しみに見ていた。

とはいえストーリーはかなりぎちぎちに詰め込まれていたので、余韻なく最後まで突っ走っていた。なので約2時間あっという間に過ぎるが、息切れをするように疲れる展開ではある。

ただ、見事なまでに今旬の俳優を揃えており、作品の話題性と不良もの作品としての親和性も高いため、後々まで人気になる作品になるだろうなぁと思う。

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