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ハンドメイド業界のマスク情勢について一刀両断させていただきます

今、ハンドメイドモールのランキングはマスクにジャックされている。

私の登録しているスマホケースカテゴリも、上位ランクはマスクを販売しているお店ばかり。
マーケティングを仕掛けて、日時50件売ろうが3位どまりが現状だ。

きっと、マスクを売ればいとも簡単に1位が獲れるし、総合ランキング上位も獲れるだろう。

でも、私はマスクは販売しない。
と決めている。

そんな私が最近のハンドメイド界隈で起こっているマスク情勢について、初めて口を開いてみようかと。

言葉を上手に選べていないところもありますので、ご容赦を。


ハンドメイド業界で起こったこと

まず、ハンドメイド業界では、Creemaはマスク販売を許可し、minneがマスク販売を禁止した。

ここでも賛否両論が出たが、ハンドメイド作家たちに有事に貢献するチャンスを与えたのがどちらかというのは言うまでもない。

そして、先月末、minneがマスク禁止を解禁し、マスクカテゴリーを新設した。

https://minne.com/infos/1777

私が物申したいのはここからだ。


アホちゃうか?3回言わせていただきます

minneがマスク販売を禁止してから起こったこと。

それは、インナーマスクと称してマスク販売を横行する人たちが出てきたということ。

そして、そういった事実に対し、ルール違反だと牽制しようとする人たちが出てきたということ。


ここで3つの「アホちゃうか」が発動。

まず、今回の販売行為に賛同することは有り得ない。

なぜならば、販売者のその行為自体、ビジネスの道理から外れているからだ。

ビジネスとは、継続が使命。

ルール違反を平気でしてしまう、そのような思考で作られた商品を買うユーザーがどんな人か考えてみたらわかる。

それは、あなたのビジネスを応援してくれるユーザーではない。

その場さえよければ良い者同士の売買に、未来はない。

ビジネスとは信頼を蓄積していくものであり、それがやがて貢献性のある仕事になるのだ。

そんなことも分からず、販売をしている。

まさに、アホちゃうか?なわけだ。

私がここで言いたいこと。
それは、ルールを守らないことが問題ではなく、自分の行動が、自分の守りたいビジネスにどう影響するか思慮できないことの方が大問題だ。

しかしながら、世の中というのはこういったことが当たり前のように起こる。不思議なことに。

もっと勉強しなはれ。


そして、ルール違反だと牽制する人たち。

ルール違反だと牽制する人たちの多くの意見はこうだ。

・同じハンドメイド作家として恥ずかしい
・Creemaで真面目に売ってる私がバカみたいだ
・ハンドメイド業界がそういう風に見られる
・買い占めしてまで儲けたいのか
などなどなどなど。

気持ちは分からなくない。

けど、ちょっとアホちゃうか?

そのような自分のビジネスを守れない人たちと同じ土俵にいるつもりなのだとしたら、それは本当に勿体ない。

違う土俵だと思っていれば、ハンドメイド作家として恥ずかしいのではなく、人として恥ずかしいと発言になるだろう。

正しいビジネスをすれば着実にお客様の信頼を得ることを知っていれば、Creemaで真面目に売っている自分がバカではないことが分かるだろう。
むしろ私からすれば、素晴らしい選択をしていると自分を褒めてほしい。

ハンドメイド業界をそう見る人は、中国製品と聞いて品質が悪いと決めつける人たちと同等だ。頭のいい人は、そういう人もいればそうじゃない人もいることを知っている。そういう判断基準の人がハンドメイドから離れるのは業界が救われるとも思える。

買い占めは確かに酷い。そんな自分本位の商売は許されるわけはない。
でも、そんな人たちに未来がないことを知っていれば、いつか淘汰されることも分かるはず。あなたが怒り続けるだけ時間が勿体ない。

つまり、実は何一つ騒ぎ立てることでもなんでもなかったりする。

しかしながら、こういうことをしっかりと発言できる人がいることによって社会秩序が守られるのも事実ではあるから、ちょっとを付けてみた。


そして、私が一番アホちゃうか?と思ったことはこれだ。

minneのマスク販売解禁を受け、「minneが違反者に屈した」って言っている人がいたことだ。

そんな消費者思考で販売活動をするのは、今すぐやめた方が良い。

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◆マスクの販売禁止解除、およびマスクカテゴリー新設について
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一度「禁止」とさせていただき、多くの皆さまにご協力いただきました経緯から大変心苦しくはありますが、総合的に判断した結果、4月30日(木)より、マスクの出品禁止を「解除」させていただくこととします。
あわせて、「マスクカテゴリー」を新設し、これまで複数のカテゴリーに分かれて販売されていたマスク関連アイテムをそのカテゴリー内へ集約し、販売いただけるよう整備させていただきます。検討の経緯といたしまして、先の判断により、多くの作家の皆さまにご理解・ご協力いただくことができたものの、3月15日(日) 以降も、残念ながら多数のマスクおよびマスクと見受けられる作品の販売が続いております。また、マスク関連アイテムの需要が高いなか、適切なカテゴリーの整備が行き届かず、マスクやマスク関連アイテムで検索結果やランキングの掲載が埋まり、他カテゴリーの作品を探しづらくなってしまうなどの問題が起きておりました。

カテゴリーに限らず作家の皆さまの作品露出機会や、作品を探してくださる購入者さんの利便性を損なうことは、わたしたちminneにとって本意ではなく、なんとしても改善したい課題でした。

すべての作家の皆さまにとって快適にご利用いただけるよう、またすべての購入者さんにお買い物を楽しんでいただけるよう、上記のような理由をふまえ何度も検討を重ねました結果、マスクの出品禁止を解除し、改めてカテゴリーを新設のうえで正しく販売いただくことが理想的であるという結論に至りました。「マスクカテゴリー」に関連アイテムを集約させていただくことで、マスク関連アイテムを求める購入者さんにとっても快適にご利用いただけるようになると考えております。
なお、既製品・手作りを問わず「マスクの転売」は販売者が罰せられる重大な違反行為ですので、引き続き、固くお断りいたします。ここでビジネス思考があれば気づく。

https://minne.com/infos/1777 より引用

ビジネス思考になれば、これがルール違反者の牽制になるとminneが判断したと分かるはずだ。

特にここを読めば。

カテゴリーに限らず作家の皆さまの作品露出機会や、作品を探してくださる購入者さんの利便性を損なうことは、わたしたちminneにとって本意ではなく、なんとしても改善したい課題でした。

ビジネスにおいて大切なことの一つに、守るべきものを守る体制を整えることがある。
だから消費者保護とか情報開示という法律がある。

今回の件で言うなら、minneで作品を買うお客様、そしてminneのルールを守って正しく運営する作家たち。

これがminneの守りたいものだ。

応援したい人たちが苦しんでいたから、minneはこの方法をとった。

決して、違反者に屈したわけではない。

ということを一人でも多くの作家さんが認識してくれたら嬉しい。


そしてここからは、仮に私がマスクを販売するとしたときの販売戦略について書いてみようと思う。

時代をどう読み、どういった戦略をとるのが有効か?

興味があればお読みください。


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