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アーセナルのCFはラカゼットにしか務まらない理由

まえがき

最近のアーセナルのCFは固定されておらず、ラカゼットとヌケティアがスタメンを争っている状況だ。

それはファンの間でも意見が分かれるところで、どちらがよりアーセナルのCFにふさわしいのか、さまざまな意見がある。

タイトルにある通り、自分はラカゼットが務めるべきだと考えている。その理由について述べていく。

前提

自分は今のアーセナルのリーグ戦での順位と財政面から、アーセナルが育成などの未来のことよりも、勝利を優先するべきだと考えている。勝利を最優先に考えるとラカゼットの方が良いという意見だ。

理由

アーセナルの主な攻撃パターンとして僕がイメージするのは、サイドからのクロスと、中央を細かいコンビネーションで突破するという2つだ。

このことを踏まえた上で、アーセナルの今季のリーグ戦で、複数回アシストした選手内でのアシストランキングを見て欲しい。

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ペペ、サカ、ナイルズのアシスト数の多さはクロス攻撃の多さ、ラカゼットとエジル、セバージョスのアシスト数の多さは中央突破の多さを表していると言える。

さらにこのことを踏まえた上で、ボール保持時の各選手のポジショニングを示した図と先日のブライトン戦での1シーンを見て欲しい。

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ヌケティアを起用するとなると、どちらもゴール前でのプレーが得意なヌケティアとオーバメヤンどちらかに、ポジショニングのバランスを保つために、ラカゼットの位置でのプレーを強いることになる。実際にアシストするのは難しいだろう。

要するに、ラカゼットが居ないと今のシステムの機能を保つことがとても難しくなるということだ。

このシステムはようやく形が整ってきて、うまく回り始めている段階なので、アルテタからしても崩したくないだろう。自分も崩すべきではないと考えている。

また、エジルとも比較してみる。

ラカゼットのところにエジルを入れれば、攻撃面では、システムの機能を保つことができる。しかし、守備面はどうだろうか。今のアーセナルの守備時のフォーメーションは4-5-1で、ラカゼットはその1の役割だ。エジルの体力と守備貢献度では、一人でDFライン、アンカーをケアし続けるのはほぼ不可能だろう。

以上より自分は、CFはラカゼットにしか務まらないと考える。

ヌケティアの成長にも期待してます。




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