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『流れを断ち切りたい』シェフィールド・ユナイテッドvsアーセナル[プレビュー]【20-21プレミアリーグ第31節】

直近のリーグ戦(リバプール戦)では完敗を喫し、実力の差を突きつけられてしまいました。

また、EL(スラヴィア・プラハ戦)も、アウェーゴールを奪われ引き分けに持ち込まれてしまいました。


現在アーセナルは、ノースロンドンダービー以降勝利を挙げられていません。1ヵ月弱勝利から遠のいてしまっています。

このムードを払拭したいところです。

超大事な試合になるEL2Legに向けて弾みをつける意味でも、絶対に勝利を挙げなければいけない試合になります!


【ブレイズの紹介】

◇チームカラー

この動画が分かりやすく端的に紹介してくれていてオススメです。

……………

今シーズンは、持ち前の堅守が崩れてしまっている

そして、「守備を意識するあまりに、攻撃で大胆さが無くなって"怖さ"が薄れ、相手は大胆に攻撃を仕掛けて来てまた失点…」という悪循環に陥ってしまっているように感じます。


◇苦しすぎる攻撃

ブレイズは、得点数がプレミアでダントツ最下位になってしまっています。

また、平均ポゼッション率18位セットプレーからの得点数もプレミア最下位。(⤵)

短期間で得点力不足を解消するのは、ちょっと厳しそうに感じます。

長期的な目で見る必要があるかもしれません。

…………

何とかしてストロングポイントを作りたいところです。

個人的には、5-3-2というシステムが浸透しているのでそれを活かして、"積極的なプレス"を構築したり、"ボールを大事にするサッカー"を展開していくのが良いのでは?と思ってます。


◇基本戦術

5-3-2を基調としたチーム。

堅守で速攻、遅行はCBを絡めた独特なスタイルを採用しています。

<守備>

失点が目立っているとはいえ、ゴール前に8人並べられるので、打開するのは決して容易ではないように感じます。

<攻撃>

今季は、守備への比重を大きくしているのか、CBの攻撃参加も以前より消極的に見えます。撤退守備の時間が長すぎることも起因しているかもしれません。

そのため、2人のCFに命運がかかる攻撃になっています。

攻撃面ではもう少し工夫が欲しいところです。


◇ワイルダーの辞任~なぜ止めない?~

"ブレイズ復権の立役者"と誰もが認めるクリス・ワイルダーが辞任してしまった。

ブレイズのファンでもない自分が言うのはおかしな話かもしれないが、本当に悲しいし、辞任を止めなかったフロントに怒りを覚えました。

辞任理由はこういうことらしいです。(⤵)

[主な理由]
①選手獲得が、ワイルダーではなくフロント主導で行なわれること。(その結果、明らかに不十分だし不的確な補強に。)
②最下位に沈んでいたにも関わらず冬の補強がゼロ。
③時代遅れのトレーニング施設が一向に改善されない。
[参照]:https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=392757&page=0


【ブレイズ攻略法】

自分はこのスタメンで臨むべきだと考えています。

このように考える理由を3つに分けて説明していきます。

…………

◯3バック化

普段から、攻撃時には3バック化しているアーセナルだが、この試合では、普段以上に3バック化することは大事だと思う。

[3バック化すべき理由]
①:2トップの相手に3バック化によって数的優位を作り、"持ち運び"によって相手を押し込める。
②:被カウンター時に、2トップそれぞれをタイトにマークできる。


◯チェンバースをRSBに起用する

この試合では、普段のように両SBを高い位置に上げ3-1-6にするではなく、先日のウェストハム戦で見せたように偽SBを使って3-2-5にするべきだと思う。

[チェンバース起用の理由]
①:ゾーン3での打開で、3-1-6よりも3-2-5の方が横方向への選択肢が多くあり、5-3-2の弱点である"3の脇"を活用しやすくなる。②:3列目に2枚並べることで、相手の両IHをピン留め出来るので、"持ち運び"がしやすい。


◯オーバメヤンをCFに起用する

ブレイズの5-3-2というシステムは"中央を閉じる"ことに長けている。逆に、WBが孤立しやすくサイドは脆さを見せる。なのでアーセナルとしては、中央ではなくサイドから打開していくのがベターだと思う。

[オーバメヤン起用の理由]
・5バックには"ライン間を消せる"というメリットがある。そんな5バックに対して、若干サイドに流れるオーバメヤンを中央に起用することで、無理矢理ライン間をこじ空けることができる。




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