学力差の壁をグループ学習で乗り越える!

私は現在、30人の生徒を抱える学級の教科指導をしています。しかし、このクラスは学力差が非常に大きく、上位層は難関私立や国公立大学を目指すレベル、一方、下位層は小学校レベルの四則演算すらままならない状態です。

従来の画一的な授業では、上位層は退屈し、下位層は置いてけぼりにされるばかり。どうすれば全員が学習に取り組めるのか、悩み続けていました。

そこで、今回挑戦したのがグループ学習です。まず、席替えを行い、練習問題をシェア。互いに教え合いながら、制限時間内に解き切るように指示しました。

予想以上に活発な議論が展開され、理解度が定着したかどうかは別として、生徒たちの主体的な学習姿勢に手応えを感じました。

しかし、課題も浮き彫りになりました。それは、成績下位の生徒だけが集まるグループができてしまい、50分間何もせずに過ごしてしまったことです。互いに授業に対する愚痴を言い合い、教師の支援を拒否するような態度も見られました。

改善点と今後の展望

今回のグループ学習を通して、学力差の壁を乗り越えるには、単にグループを作るだけでは不十分であることがわかりました。

今後は、グループ編成を工夫し、上位層と下位層が混ざるようにしたり、課題の難易度を調整したりすることで、より効果的な学習環境を構築していきたいと考えています。

また、問題を抱えたグループへの個別指導も強化し、生徒一人ひとりに寄り添った指導を徹底していきます。

学力差の解消は容易ではありませんが、諦めずに様々な方法を試しながら、生徒全員が学習の楽しさを感じられるような授業を目指していきます。

今後の目標

  • グループ編成を工夫し、上位層と下位層が混ざるようにする

  • 課題の難易度を調整し、生徒一人ひとりに合った学習環境を提供する

  • 問題を抱えたグループへの個別指導を強化する

  • 生徒一人ひとりに寄り添った指導を徹底する

  • 学習の楽しさを感じられるような授業を目指す

とにかく目指したいのは、「学ぶって面白い!」という授業。

皆さんは、学力差の大きな集団に対してどのようなアプローチをとられていますか?ぜひ教えてください!

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