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【保育園エピソード】こんなこいるかな?「不機嫌なままさようなら」編


こんにちは。
保育園で園長をしているSanaminaです。

今回は
私のデビュー作でもある
「こんなこいるかな?」の
パート2を書きます。

前回は
「ほいくえんイヤイヤ」編でした。
まだ読んでない人は1番最後にリンクを貼っていますのでぜひ読んでください!

今回は
「不機嫌なままでさようなら」編です。

これも保育園ではよくあるパターンです。

夕方のお迎え時間。

大好きなお友達と、大好きな先生と、お気に入りの遊びをしている真っ最中に

「りんごくーん。お迎えですよーー。」

なんて言われたら

そりゃあ、帰りたくなんかないですよね…。

でも
普段なら
みんな
気持ちがすぐにお家モードになり
どんなに楽しんでいても
遊びやゲームの途中でも

放り投げる勢いで

とーっても嬉しそうな顔をして

お迎えに来てくれたママやパパのところに飛び込んでいきます。

でも、そんなに上手くはいかないときが
誰しもあるんです。

これは
小さい子より
年中長さんくらいの幼児さんにみられます。

小さい子は
なりよりもどんなときもお家の人が1番です。

今回は年中長さんのエピソードです。

大きくになるにつれて
お友達と一緒に遊ぶ時間が増えて
仲間意識が芽生えて

心の充実度のパーセンテージの割合は保育園がどんどん増えていきます。

保育園という子ども達の社会の中で
自分を発揮しようとします。

そんなふうに自分を思う存分発揮できる遊びの時間

自分だけお迎えで抜けるなんて…

と思うと

「かえらない!!なんでお迎えもう来たの?」

と言ってしまうんです。

ふくれっつらをした表情をして
思いっっきり機嫌悪いオーラを全開に出します。


お家の人も私たちもなんとなーくその子の今の雰囲気を読み取って、構いすぎずいつものように普通に関わります。

でも、年中長さんともなれば
大きな声で駄々をこねたり、泣くことはほとんどありません。

機嫌の悪さアピールもちょっと大人風になっています。笑
それもまた可愛いんですけどね…。

ママやパパのせいにして
「お迎えが早すぎる」
「いつもの時間じゃない」
とは言うものの、大声で怒るわけでもなく
とりあえず言っとくって感じです。

なんとなく周りを気にしながら控えめに、でも確実に「僕は不機嫌です」オーラを出し続け、消えることはありません。

最後は
俯きながら
さようならの挨拶をして
不機嫌に帰っていきます。

不機嫌なのに挨拶はちゃんとするところがやっぱり年中長さんですよね。

そんな時は私たちもそこまで必死に機嫌を元に戻そうとはしません。
そんな時もありますもん。
こういうときの自分の機嫌は自分で切り替えられること
知っています。

帰る先はお家です。

安心で1番落ち着く場所です。
そばにいるのはパパやママ。

いつのまにか気持ちは切り替えられるんです。
帰り道の途中だったり
お家に着いたときだったり
夜ご飯を食べてるときだったり…

だって
次の日の朝は
何もなかったように

忘れたかのように
元気いっぱいの笑顔で
大きな声で
「おはよーーー!」
と、登園してくれます。

お迎えの時も
「りんごくん、お迎えだよ」
と伝えると
「え?もうー?」
と言いながら

笑顔でお友達に
「ばいばーーい!またあしたね!」
と言って手を振っています。

お迎えに来てくれなパパやママに嬉しそうに保育園での話をして、止まりません。

昨日はあんなに不機嫌だったのに!

状況なにも変わってないのに!?

そんなことが、保育園のあるあるです。笑

だから、たまに気持ちの切り替えができずに不機嫌モードに突入しても

あしたが笑顔ってわかっているから私たちも帰せるんです。

お仕事帰りにお迎えに来て、お子様の機嫌が悪かったり、それこそ泣いていたりすると、保護者の方もさらに疲れが増してしまいますよね。

本当に心から申し訳ないと思っています…。

私たちも笑顔で元気に送り出したいですし、送り出せるように力を尽くしています。

お迎え前に友だちとのトラブルが起きたりすると、解決をしっかりとして気持ちを切り替えて帰ってもらえるように努めています。

それでも、

お迎え時間に合わせて

そんなに上手くいかないときもあります。

今回のような時
お家でどんな感じで機嫌がなおっていくエピソードなども知りたいです。
ぜひ、コメント頂けたら嬉しいです!
よろしくお願いします!


いかがでしたか?
今回のお話。

大きくなっても大人になっても自分の機嫌に私たちは自分自身がずっと振り回されているかもしれません。

だからこそ、自分の機嫌は自分でとれるようになりたいですね。

子ども達がそうなれるように、日々私たちは保育をし、お互いに成長しているような気がします。

生きる力をつけていきましょう。

今回のお話はこれで終わりです。
また次のお話でお会いしましょう。




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