山田亮一を聴け

彼氏と別れて感傷に浸っていたつい先週のこと。

Twitterでハヌマーンの初期の頃の『青春の蹉跌』という歌詞をポツリと呟いた。

夕暮れ五時に俺はただ、一寸君のことを思い出してみる
無表情に浮かんだ月の色に、一寸君のことを思い出してみる

ハヌマーンの曲でも、私の中で指折りの好きな曲で、こんなに綺麗に情景描写•心情描写ができる人は、山田亮一しかいないだろうと本当に尊敬している。

そんな歌詞を呟いた時に、侮辱的な一言を言われた。

最近人生初彼女ができて、浮かれている同僚(国語教員)から、
「あいつとうとうポエムまで言い出した。」
と言われたのだ。

は?

お前に言われる筋合いはない。
そもそもこれはポエムではない。
歌詞だ。曲も付いている。
幸せ絶頂のお前には、この切なさを含んだ趣のある世界観はわからないだろう。
私の気持ちもわからないだろう。
私の尊敬する人が作った歌に、こんなに綺麗な情景描写と心情描写がされた歌詞に、何言っているんだ。
国語教員なのにこの素晴らしさに気づかないのか?愚かな奴め。

と、尊敬する人と私自身を同時に傷つけられた気がして、
怒りと悲しみが渦巻いていた。


これは私の戯言と聞き流してもらってかまわないが、
失恋した人、
人生に疲れた人、
そして国語科教員、
お前らはハヌマーン、バズマザーズを聴け。


山田亮一を聴け。



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