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ツアー移動中の過ごし方

おそらくSNOOPY(パジャマ姿の)と
SNOOPYの兄弟のAndyです。
Andyは方向音痴なので親近感。
この子達とツアーに再び出発✨

今日は9時間移動🚌
運転手さんお疲れ様です🙏
(運転手と助手は2時間交代)

バスの移動中、何をしているかと言いますと…

①主に若手は交代で運転助手
(道の案内や休憩場所の相談、歩行者の安全確認、運転手の眠気防止の雑談)

②仕事。(自分のツアーで係の会計を計算したり、帰ってからの仕事の依頼や段取り組んだり、ワークショップのメニュー考えたり、メールで打ち合わせしたり…これにプラス私は色紙を作る担当なので作業が入ります)

③できる範囲で稽古の自習。(歌舞に取り組む劇団のため、披露しないとしても各チームで歌舞に取り組みましょう〜というお達し(?)があります。みんなで合わせる時には合わせられるようにしてなきゃいけないので、楽譜読みや振りの動画なんかはバスの中で…音を出していい駐車場なんかでは自習したりもします)

④読書(バス酔いしない人限定かもです。私は運良くほぼしない人なので必ず持って行きます。演技書、気になる小説、などなど。)

⑤寝るor趣味の時間(動画鑑賞してる人も多い)

です。
ところが私はHSPという性質のせいか、バス内では怖くてあんまり眠れません。
なので、景色を見ながら①〜④をします。④も趣味の読書というよりは仕事に関するものだったり自分の心と体の仕組み(役者の楽器)についての本が多いかも。でも、自分のことについて知ることも仕事なのはとても面白い職業だなぁと思います。

最近はサイコフィジカルトレーニングの本と自分が心動くような役の背景に要素としてありそうな小説を読んだりしているかな。好きな作家やジャンルに偏りがあるのが玉に瑕ですネ…はい。

自分の心が好きな歌手
宇多田ヒカル、藤井風

自分の心が好きな作家
谷川俊太郎、村上春樹

なんとなく、繊細な言葉や
感情を汲み取りそうな方々な気がする…
繊細さんの本を読んで自分の「好き」に立ち返るとちょっと納得。

でも昔みたいにいい人のふりして実は疑心暗鬼で哲学の本しか信頼できなかったら頃に比べたら大分俗っぽくなってきたかなぁ。

何がいいとか悪いとかないし
この仕事の場合は
良い人間が良い役者とは限らない、真面目に努力しても報われるとは限らないという
現実もありますが
所詮凡人の私は、
目の前に二股の道があったら芝居を前進させている人が通る道を選び取ろう。

停滞期と感じている(お客様の反応や感想とはまた別の極めて個人的な話です)
栄ちゃんの中にちゃんと入って
彼女がどんな人生を歩んだのかを見届けつつ、それが周りにどう映っているのかをもう一度洗い直して丁寧に分析しよう。

100回以上のロングランを重ね、
私の体は毎回は新しいものに触れられていないという危機を背負っている。
焦ってんなー笑笑

演劇の好きなところも、苦労するところも答えがないところ。それは分かりきっている。だから自分に負けない。もっと自分を解放させて、風を浴び続けよう。


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