『君島大空合奏形態 夜会ツアー“叙景#1”』滑り込み参加の観客から感動をこめて

2/19夜。渋谷のWWWXで君島大空のライブを見た。きっかけは昨年末に関ジャムでやっていた『売れっ子プロデューサーが選ぶ2019年の年間ベスト10』の企画内で紹介されていたのを見た。

『遠視のコントラルト』が番組で流れたとき、それまでかかっていたどの曲よりも心(と耳が)惹かれた。抽象的な映像、女性ボーカルと聞き間違えるような声とそれに見間違えるような髪型。名前もまた、女性とも男性ともとれるXジェンダー的な雰囲気。

それから狂ったように『君島大空』と言うミュージシャンについて調べた。
スマホの『き』の予測変換の一番最初に『君島大空』がいつも出るくらい調べた。
そうしなくても、頭で何かを思考しようとすると彼の曲か彼のMVが浮かんだ。

ライブスケジュールを調べると1月の末に2夜連続でイベントに出るらしい。
自分のスケジュールを見ると行けない。行こうと思ったライブには今までどんな形でも行けたのに、行けない。
信じられない。運が尽きたか。

それで2/19に彼のワンマンライブがあることを知ったがそれもすでにソールドアウト。そもそも最初のチケット先行抽選の時点で取れなかった人がいると知って、こんなにわかの自分の手元にチケットが回ってくることはないだろうなーと思った。

回ってきた。運は時々、気まぐれに振り向いて笑ってくれたりする。

それで行ってきました。渋谷WWWX。昔映画館の時にも何度か来たこの場所。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を見たっけ。

仕事の都合で行けなくなった方からチケットを譲っていただき、第一陣で会場手前まで呼ばれる番号。
ファン層は若い子が多いのかなと想像していたら、意外と(でもないか)老若男女問わず、高校生の男女から音楽好きの妙齢な紳士やご婦人までおられ、どちらにも属さない中途半端な私は居場所を見つけられずうろうろするばかりであった。

番号呼ばれ、ドリンク交換し(コスパと持ち帰りを考え缶のコロナビールにした)速攻で場所を取る。PA席の前の柵。すごくいい。寄りかかれることで体力を温存し、音響を管理するPAさんの近くにいるということは会場内の割とバランスのいい音が聞けるゾーンにポジショニングした思う。

それで、ライブの内容については演奏技術に詳しいわけでもなく、音楽な趣味も偏食気味なので詳細に語らないとして、要点をまとめると

・バンドメンバーが天才ばかり集まっていてセッション?音遊び?グッドフィーリング?で聞いていてぬるま湯に漬かるがごとく良き心地。

・君島大空のアコースティックパート、1本のギターを弾いているのに沢山の音が聞こえてきて「実は2人いる?3人で弾いてる?」ってなった。それくらい音色豊かなギターの演奏技術に驚いた。(関ジャムで蔦屋さんも「ギターが上手い」って言ってたけど生身の肌でそれを感じた)

・照明がふとした一瞬、真正面から君島大空を照らした時の顔が美しかった!!!

まとめるとこんな感じです。すみません。
仕事の都合で行けなくなった方からチケットを譲っていただいたのに譲り甲斐がなくてすいません。

それで冒頭に書いたのは翌日の今、自分の心地について。仕事中なのに頭の中で『散瞳』のライブアレンジが頭を離れな~い。散瞳(サンドウ)の読み方についていまネットで調べたけど要注意キーワードですわ。一瞬ヒエってなりましたわ。※未だ調べてない君島ファンは要注意。

君島大空くん、どうぞこれから沢山人気が出て大きい会場とかで見るようになってほしい人。でも、東京ドームで星野源みたいにライブしてる様子は想像できないかも。でも、エドシーランもギター1本で東京ドーム満員にしてたし、いつか君島くんもソロ、もしくは合奏形態で東京ドームいっぱいにすることも考えられる。でも花道を歩いてくることは無いないかな。と思ったけどそれも分からないよな、バンプも花道あったし。。。
これから彼のたくさんのライブを見たいと思った夜でした。
(それにしても散瞳が頭を離れない@~@)

私をサポーしたら地球上から1人分の舌打ちが1日分だけなくなります。