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実録!新年2日目から財布を失くした話 ~鉄道各社 忘れ物問い合わせ対応可リスト付き~

☆この記事で得られるものはコチラ☆

【To:忘れ物をしてしまって困っている人】
・「忘れ物をする人は他にも居るんだ!」という安心感
・鉄道で忘れ物したときのTips(ってほど大したもんではないけど)
・「自分よりもヤバいヤツ居るんだ!」という安心感(強め)
【To:ふつうの人】
・(もしも忘れ物をしたとき)「アイツでも大丈夫なら何とかなるやろ」という安心感
・「自分よりもヤバいヤツ居るんだ!」という安心感(強め)


実は新年早々やらかしてました(懺悔)

――2024年1月2日。
1日~2日にかけて初詣に7社お参り(※1・2)して大吉が4/7だった、わたくし36-サム-。
大吉率57%
って凄いですよね。
少しデータ元が古いけど、新年のおみくじは大吉が31%(福岡県で41%)らしいので、10~20%の上振れ。(※3)
これはきっと良いことがあるぞ!
給料上がるかも?
投資で爆益になったりして?
もしかすると素敵な出会いが…?
なんて思っていたら…

――沢山お参りした効果が
――大吉4/7の効果が
――すぐに出たんでしょうね…。


財布を駅に置き忘れた!!!!!!!!


(※1)特に福岡を中心とした九州・中国地方に見られる風習で三社参り(三社詣)というものがあり、初詣に好きな神社や地元の神社を3か所選んでお参りするのです。サムズアップ・ザツガクのコーナーでした。
(※2)……え?じゃあなぜ7社も回ったのかって…?言わせんなよ恥ずかしい…。沢山回った方がなんか"オモロい"やん…。
(※3)ウェザーニューズ(2016)「新年の初おみくじは3割が大吉!1番おめでたい県は新潟県」https://jp.weathernews.com/news/3330,2024年4月6日閲覧



実は9日ぶりだった

――2023年12月24日の話。9日前に戻ります。
①「もうすぐ年末年始だ!」という浮かれ気分
睡眠不足(たしか4時間睡眠だったはず)、
③居酒屋→居酒屋→Barと3軒ハシゴして結構な酔い

この3点セットが揃った僕は、
気温3℃・にわか雨という状況で、歩きながら寝てました。
(寒さで正気に戻り、ちゃんと帰宅はした訳ですが)

……まぁ、正直飲みの帰りに寝ることはたまにあります。
誰かと一緒に飲んでて帰りに一人になると、急にアドレナリンが減るのか、眠くなるんですよねぇ…。

でも、その日は手荷物が多かった…。
どこかに置いてしまったんでしょうねぇ。
アウトレットでその日購入したばかりの、まだ一度も着用してなかった服やマフラーなどを紛失しました。
合計でおよそ5万円分
結局見つかることはありませんでした。
書いててツラくなってきた。
ああああああああああああ

ぼくは、この12月末の「5万円事件」があったので、
これからはもっともっと気を付けようと思いました。(退行・現実逃避)



反省から9日後…

――うん、すーーーーーぐやったね。
自分でもビビった、マジで。
一応、事情としてはこんな感じ。

・地元で友達2人と飲み会。1人は体調不良、1人は家庭事情で20時解散。
→「飲み足りないな~」
→大学の先輩(福岡市在住)に連絡を取り、急遽福岡で宅飲みすることに。
→久しぶりに会うのが楽しみで、少しでも早く着こうと新幹線へ。
→改札階のベンチで待つ。少しウトウト。財布忘れないように手持ち。
→「やっべ、新幹線来た!!」
→急いでリュックと紙袋を抱えてダッシュ
財布「お~い、俺のこと忘れてるよ……!?」

うん、そりゃ財布くんもビックリだよね……。



財布無い&終電だけど、どうなった?

さて、財布が本当に無い状態で終電に乗っていた場合、どうなるのでしょうか……?
(あくまでこの時の事例で、必ず同じ対応になるとは限らんので念の為)
(故意の無賃乗車は☆論☆外☆なので回れ右な?)

①車掌さんに相談だ!

僕の場合、終点の博多駅に到着したタイミングで紛失に気づきまして、まずは新幹線の車掌さんに相談したんですよ。
(一応、車内で落とした可能性もあったので)
そしたら、車掌さんは辺りを探すだけでなく、シートの座面をスポッと外して挟まってないかも確認してくれました。
(結局は乗車駅に置き忘れているので見つからず、車掌さんにはお手間をかけさせてしまうだけになったのですが…、申し訳無い)
正直その瞬間だけは「シートの座面ってそんなに簡単に外れるんだ…!!」という驚きに支配されたよね――まぁ、結局見つからずに現実に引き戻される訳なんだけど


②改札の駅員さんに相談だ!

続いて、新幹線の改札口に行って駅員さんに相談すると…
「それはそれは…。在来線の改札に行って申し出てください」とのこと。ここで博多駅の特殊な構造が関係してきたのです。

僕が乗ってきたのは九州新幹線JR九州管轄)。しかし、博多駅はその歴史的な経緯から、在来線をJR九州が、新幹線をJR西日本が管轄しています。
なので、新幹線改札の駅員さん(JR西日本)では九州新幹線(JR九州)での話は如何ともしがたく、上記のように言われたのでした。

なお、改札からは普通に出してもらえました。まぁ財布を持たない人間に対しては請求しようにも…って話ですが、新幹線は無賃乗車は基本出来ない仕組みなので、出してくれたのかな…。ご厚意ですよね、うんうん。
(終電終わりで早く改札を閉めたかった可能性も…?)


③在来線改札の駅員さんに相談だ!

てことで、急いで在来線の改札の方へ。終電間際で駅員さんも忙しそうだったので、手が空いたタイミングを見て「すみません、実は…」。事情を話すと、最初に乗車した駅に電話をしてくださることに。
――しかし、深夜は駅員さんの数も少ないみたいです。結局、電話は繋がりませんでした。

そして、駅員さんから教えてもらったのが「JR九州はLINEの落とし物問い合わせサービスがある」ということ。すごい、マジ令和やん……。
(「マジ令和」って書いてて、キュウソの「ギリ昭和」を思い出したわ)

そのLINEの問い合わせサービスの説明がこちら。FindChatというサービスを利用しているそう。

これまで電車や駅で落とし物をしたら、大体は落とし物センターに行くか電話するかの二択でした。でも、落とし物センターが空いている時間は大体(昼の)仕事とダダ被りですし、電話はそもそも繋がりづらかったり窓口に行っても人が並んでて時間がかかったりと、なかなか手間が掛かっていました。失くす方が100%悪いんだけどもね。

それをLINEで問い合わせできるというのは非常にラクですよね~!しかも、24時間入力可能というのもよい!(対応時間は9時~21時)時間のある時に入力して、あとは対応時間になって返信が来るのを待っとけばOK!
(加えて、僕は知らない人と電話するのが非常に苦手なので、そういう意味でもありがたい…)
想像ですが、鉄道会社側にとってもきっとメリット大きいですよね~。窓口に取られる人が減少するし、LINEで自動的に情報が集まるので裏で動く人の作業量も減少すると。データ活用もしやすそうですし。


④先輩の自宅まで移動だ!

さて、FindChatの存在を聞いて「すげ~!!」となったものの、
・一文無し(財布以外も手持ちの資金一切無し)
・駅が閉まるので、1月の寒空の下に出る必要あり
・外は雨降ってる

という現実にすぐに引き戻されます。とりあえず先輩に電話して「なんてタイミングでなんて状況になっとるんやww」という煽り呆れご心配を頂戴しつつ、タクシーで先輩の家まで移動し、そこで先輩がタクシー代を立て替えてくれるという話になりました。

――あれ、これ一人だったら詰んでたのでは……???

とりあえず、博多駅のタクシー乗り場からタクシーに乗車することに。
でも、運転手の方の立場で考えると、深夜に財布持っていないとか言ってる酔っ払い(流石に酔いは醒めてたけど)は乗せたくないよね!!
なので、乗車したときはに言わず、普通の人間を装いました(懺悔)

僕の特技の一つが「タクシーの運転手さんとメッチャ仲良くなれる(※4)なのですが、その時の会話のお品書きが確かこんな感じ。

・目的地までのルート(殆ど行ったことないのでお任せします!)
・目的地の話(久しぶりに帰省して友達に会おうとしてて…)
・身の上話(久方ぶりに先輩に会うのでちょっと無理して終電で…)
・タクシー業界の話(アフターコロナで客増えました?人手不足で大変?)
・運転手さんの話(運転手歴長いんですか?ずっと福岡ですか?)

――などなど話してる流れで、「いや~、実は駅で財布を落としたみたいで…。お金は先輩が支払ってくれるので…」とカミングアウト
「え~、それは大変ですね!大丈夫ですか?久しぶりの帰省なのに災難ですね…」と心配してくれました。運転手さん優しい……。
その後も色々と心配してくださりながら、無事に先輩の家まで連れて行ってくれました。先輩が雨の中出てきて、代わりに料金支払ってくれて。
優しい世界に助けられて何とか生きてるよ俺……。

その後、宅飲みしつつ近況報告。一旦はよくある再会の風景に。
僕は交友関係が「遠浅」タイプ(※5)でして、結構誰とでも仲良く話せるけれど、本当に心を許せる相手は限られる…という感じです。
んで、この先輩も正直先輩と思ってない数少ない心許してる相手なので、しばし楽しい時間を過ごしましたとさ。

――財布はまだ見つかってなかったけどね。


(※4)客に気を遣って話してくれてるだけです、僕みたいに勘違いしないように。――でも、一定数マジで話すの大好きな運転手さんもいらっしゃるよね、僕はそういう方大好きですよ。
(※5)ニュアンスで適当に言った…んですが、調べたら本当にそういう語法もあるっぽい?(室町時代の例みたいだけど…)

「遠浅」〘名〙(形動)
② つきあいなどで、あまり立ち入らないさま。あっさりしているさま。――細流抄(1525‐34)四「まじはりのあまりにこき人はあく心の有なり。人はとをあさにて有べき也」

精選版 日本国語大辞典


⑤財布は見つかったのか!?

翌朝、LINEで落とし物情報の登録を済ませた僕は、先輩の家でダラダラしてました。返信が来るのは早くても9時ですからね。
実家以外でも寝正月できるんだなぁと新たな発見をしました(人の家でくつろぎ過ぎ)。

――9時。LINEの通知が入りました。

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お~!!ちゃんと探してくれてる!!ありがたい…。
1月2日から忘れ物するヤツなんてそんなに居らんやろ~と思っていたので、すぐ後続の連絡が来るかなと考えていました。
が、そこから15分・30分・45分……。

連絡が来ない……。

「もしかして見つからない…?」と不安になりつつ、財布が見つかっても受け取りはおそらく博多駅or前日乗車した駅ですし、昼から地元で予定もあったので、一旦博多駅に向かうことにしました。

――が、博多駅についても連絡が来ないまま、最初にLINEが来てから1時間半が経過していました。
一縷の望みに賭けて、忘れ物センターに直接歩いて向かったときに目に飛び込んできた景色――みどりの窓口に100人以上の列
(もしかしたら前日の能登地震の影響もあったかも?)
これは忘れ物もかなり多くて対応に時間がかかってるんだろうと理解。
ただ、幸運にも忘れ物センターの窓口は空いていたので聞いてみたところ、「昨日乗車した駅で預かっております」とのお返事が。
見つかって良かった……!!!!
そして、その直後(10:53)LINEにも連絡が来たのでした。
<画像>

ということで、JR九州のLINE忘れ物問い合わせサービス、今回の場合では、依頼受理から2時間弱で発見の連絡をしてくれたことになります。
僕は個人的な都合もあり急いでいたので忘れ物センターに行きましたが、大体の場合には十分なスピード感でしょう。
(例:朝入力して昼にLINEで連絡を貰い夕方仕事終わりに受取に行く)
いつでもLINEで入力可能窓口や電話での拘束時間が減少するといったメリットを合わせると、とても便利なサービスだと思います。ありがとう…。

他の鉄道会社ではどうなの?

気になったので、他の鉄道会社で問い合わせ先として案内されているのは何かについても調べてみました。
徐々にチャットやLINEを導入している会社が増えている感じかな?
(2024年4月7日時点、正確な情報は各社公式サイトを確認ください)

京成が見づらくて本当にすまないと思っている…!!!
(JR九州・名鉄は駅窓口問い合わせが記載無→基本はチャットやLINEにしたいんだろうな~感)

まとめ

ということで、1月2日から財布を置き忘れた…という話でした。
「おみくじの4/7が大吉なのに新年早々やらかして、何が大吉なんや…!!!(※6)と思っていましたが、よくよく見ると…


「失物:早く出る」
「失物:程なく出てきます」


――確かにそのとおりやけども!!!

このエピソードが、少しでも皆様の役に立てば幸いです。
主にお笑い種的な意味で。後は「同士」の安心に少しでも繋がれば。


年末・新年早々と、とんだ災難を起こした訳ですが、流石にそれ以降は失くし物もせず…。

と、思うじゃん?


――実は続くんですよね(諦念)


(※6)100%失くす人が悪いのは重々承知なんです本当ですでもやっぱツライから少しぐらいグチってもいいじゃない


~あとがき~
週1投稿を目標にやってまして、今回も土日(というか殆ど日曜)に書き上げたけど、厳密には前回の投稿から空いた間隔が【7日と8分】でした…。
まぁ、週1ギリセーフということで…(甘め採点)

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