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[大室山 浅間神社 + 豊川稲荷(妙厳寺) + ストーンヘンジ] 底なしエネルギーの作り方

私たち人間のエネルギーには2種類あり、一つは体力や持久力といった肉体を伴うエネルギーと、もう一つはやる気や胆力といった精神的な気力から生成されるエネルギーです。どちらのエネルギーも自分の力で作り出すことができ、また両方のエネルギーには相関関係があります。

例えば人は不安や恐怖心をあおられると、心が委縮してしまい、果敢にチャレンジしてみようといったやる気や度胸が低下するため、アクションを起こすことに躊躇します。また病気や怪我により体力が低下してしまうと、物事を進めようとしても体が伴わないため、アクションを起こすことに億劫になり、ひいてはあきらめてしまうといった気力も低下します。このように体力とやる気であったり、体力と気力といったように、肉と気(気持ちや心)のエネルギーは常に呼応しあっているため、両方のエネルギーの状態を同じレベルに維持・管理する必要があります。

では両方のエネルギーを底なしに作り出す方法を考えてみると、2つのアクションがあります。
1つは病気や怪我をしないように日々、心身の状態を安定させることを習慣化することです。習慣化とは、朝起きてから夜寝るまでの工程をある程度、決めてしまうことで、ブレやバラツキを少なくします。1日の中のバラツキとは、忘れ物をしたり、遅刻をしたり、約束の日付を勘違いしてしまったりと、手戻りを発生させるため、余計なエネルギーを使います。逆に、バラツキがなくなると、ミスが減り、手戻りがないため無駄なエネルギーを使うこともなく、更には予定通りに目標達成ができるため、達成感というプラスのエネルギーが生成されます。
2つ目として、エネルギーヴァンパイアからの邪気・邪念を受けない自分軸を持つことです。エネルギーヴァンパイアは私たちを精神的に不安定にさせるために、私たちの恐怖心を煽ってきます。こういった煽りといったヴァンパイアからの邪気や邪念を外すには、私は私、あなたはあなたと、自分軸をしっかりと持つことです。自分軸とは、自分の考えを持つことです。換言すると、他人の意見や周囲の期待に左右されずに、自分の意志で物事を判断する、決める力が自分軸です。古来より鏡返しといって、送られてくる邪気や邪念を私たちの心の鏡に反射させることで、その邪心をそのまま相手にお返しする防御技です。すなわち邪心には耳を傾けることなく、心境を使って相手にそのまま返すだけとなるため、自分のエネルギーを不毛に消耗させるようなことはありません。

エネルギーの作り方は人それぞれに異なり、上記の2つは私が実践しているエネルギー生成方法です。まずは私たち自身が不毛にエネルギーを消耗しないように習慣化できることは習慣付にしてしまうこと、次に私は私と自分軸を持ち、相手からやってくる邪気や邪念をそのまま相手にお返しする鏡返しを使ってエネルギーヴァンパイアに不用意にエネルギーを持っていかれないようにすることです。



大室山 浅間神社(おおむろやま せんげんじんじゃ) ー 静岡県伊東市

標高 580メートル の大室山を御神体にもつ浅間神社は、その御祭神に磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀り、磐長姫命は岩のような永続性を表す神として長寿をつかさどる女神である。

大室山
大室山 山頂
大室山 鉢
大室山 浅間神社

その昔、姉妹の父である大山祇神(おおやまつみのみこと)は、容姿が醜い磐長姫命と美しい木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を初代天皇 神武天皇の祖父にあたる瓊々杵命(ににぎのみこと)に嫁がせるが、瓊々杵命は容姿が美しい木花開耶姫命を寵愛するばかりか、身籠の磐長姫命を愛することができず、父親の元へ帰らせてしまう。
この瓊々杵命と磐長姫命の別離を機に、瓊々杵命の子孫となる人間には永遠の命が与えられず、寿命が出来たと言われている。

大室山 浅間神社 拝殿

また総本宮である浅間大社をはじめとする全国に坐する浅間神社は磐長姫命の妹である木花開耶姫命を主祭神として祀っており、木花開耶姫命は富士山のご祭神でもある。晴れた日には大室山より富士山を仰ぎ見ることができるが、大室山より富士山を褒めるとよくない事が起こるや、大室山の地元の人は富士山には登山しないといった言い伝えがあり、磐長姫命と木花開耶姫命の仲違いがその所以である。

五智如来(ごちにょらい)
今から約300年前に相州岩村(現在の神奈川県足柄下郡)の地頭 朝倉清兵衛の娘が9歳で身ごもり、その安産を祈願したところ無事安産したためそのお礼に安置したものと言われている。
八ヶ岳地蔵(やつがたけじぞう)
近隣沿岸の漁師たちが大島に対面した大室山から海上安全、海難防止祈願して八開き八地蔵を奉納したと言われている。


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島根に坐する田中神社は磐長姫命と木花開耶姫命が背中を向き合って並んでいる社があり、その光景を思い出しました。

田中神社に祀られている磐長姫命は長寿に加えて、縁切りがありますが、大室山の浅間は長寿と安産となっており、安産は大室山の浅間独自の神力のようです。また大室山では山焼きをする風習があるようですが、山を焼くことで更なる草木の成長を促すだけではなく、1年ごとに山焼きをすることでその年の穢れを祓い除くといった儀式もありますので、ある意味、磐長姫命は穢れを祓い除け、新芽を芽吹かせるといった、破壊と創造の持ち主のようです。

磐長姫命の隣には小さな祠があり、お父さんである大山祇神が祀られているようです。この祠からは、とても懐の深い、あたたかいエネルギーが流れていますので是非、山の神である大山祇神の英知を受け取っていただければと思います。

浅間神社からリフト乗り場へ戻ろうと階段を登り始めると足元より、「こっち見て」と聞こえたため、あたりを見渡しても鳥も蝶々もトンボもいないため、気のせいかと思い、階段を登ろうとすると、「こっちこっち」と聞こえたため、足元をよく眺めてみると、つがいの虫がいました。

「磐長姫命の浅間神社へ招かれる人は、新しくモノゴトを始める・産み出すタイミングで呼ばれる」とつがいの虫さんより聞こえてきました。まさに、新しい試みを開始しようと活動をはじめていたところであったため、「がんばれ!」と背中を強くおしてもらった感じでした。



豊川稲荷 妙厳寺(とよかわいなり みょうごんじ) ー  愛知県豊川市

日本三大稲荷の1つとされる豊川稲荷は円福山 豊川閣 妙厳寺(えんぷくざん とよかわかく みょうごんじ)を正式名称であり、曹洞宗の寺院である。

本殿

伏見稲荷大社や笠間稲荷神社のように多量の赤い鳥居が本殿ないしご神体まで並んでいるという光景はなく、その代わりに「千本のぼり」と呼ばれるのぼりが境内に無数に立ち並ぶ。

千本のぼり

稲荷と言えば狐を眷属にもつ宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀る神道だが、豊川稲荷の場合、妙厳寺の鎮守である豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)が稲穂を荷い、白い狐にまたがっておられることから豊川稲荷が通称となり、寺院にもかかわらず参道には鳥居が立っている。

円福山 豊川閣 妙厳寺
円福山 豊川閣 妙厳寺
円福山 豊川閣 妙厳寺

通称 きつね塚といって1000体以上の大きさや顔つきが様々な狐の石像が祈願成就の御礼として奉納されており、その数は今もなお増え続けている。

霊狐塚(れいこづか)
霊狐塚(れいこづか)
霊狐塚(れいこづか)
霊狐塚(れいこづか)
霊狐塚(れいこづか)


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狐塚というと、水稲荷神社の狐塚を思い出します。水稲荷の狐塚ではその土地に入った途端、左胸が痛くなるといった経験をしており、その背景には、「もっとここに居てほしい」や「頻度高く参ってほしい」といった狐さんの要求リクエストが心に届いたためです。この体験があってからは安易に狐塚に入らないようにしており、逆に入る前に狐さんの要求を確認してから、その要求に応えられるようであれば参拝するようにしています。

豊川稲荷の霊弧塚でも中に入ろうか否かと入口で迷いましたが、豊川の狐さんたちは、祈願者の願いが成就したお礼に奉納された狐さんであるため、私たちへ向けた要望はなく、むしろ参拝者一人一人の願いが一つでも多く叶うようにと、一緒に願ってくださっているようです。

写真の通り、ほぼ全員の狐さんが入口へ向かって座っており、今か今かと私たち参拝者の訪れを待っておられます。中央にある鳥居でお参りをした後、左のほうから「こっちこっち」と呼ばれるため、道なきほどに所狭しと鎮座する狐さんへ向かって歩き出すと、一人が歩けるほどの細い道がありました。道を歩き始めると、下からでは見えないようなところにいらっしゃる狐さんにもお会いすることができたため、「こっちこっち」と呼ばれた理由がわかりました。

霊狐塚(れいこづか)

狐塚より本堂へ向かう参道を歩いていると、右のほうから「こっちこっち」と言われたような気がしたため、遠くのほうへ目を凝らしてみると、黒い猫がいました。工事中のため参道にはロープが引かれており、建物へも容易にアクセスができず、そのまま素通りしようとしていたため、声をかけてもらってよかったと思いました。

黒猫と反対には三毛猫
黒猫と反対には三毛猫

黒猫は古来より夜目がきくことから福猫とされており、 厄難払いや家内安全、魔除けの象徴として私たちを守ってくれる動物です。私が黒猫に出会う場所は、神社もありますが、多くはお寺のような気がします。黒猫は神様の眷属というよりは、お寺の守り主なのかもしれません。



ストーンヘンジ ー イギリス・ソールズベリー

イギリス南部のソールズベリー平野にあるストーンヘンジは紀元前3000〜前1500年頃に造営された直立型 環状列石として、その目的はいまだ謎のままである。

ストーンヘンジ イメージ図

夏至の時期には祭壇石と北東にある石との直線上に太陽が昇ることがわかっており、太陽崇拝の古代祭祀場としてストーンヘンジが建設されたといわれている。

ヒールストーン
夏至の朝日はヒールストーンの背後から昇り、Uの字に配置された環状列石のUの中央にその光を集約させるように配置されている。

ストーンヘンジの巨石群は砂岩の一種であるサーセン石と、玄武岩のブルーストーンの小石で構成されており、サーセン石は遺跡から25キロ離れたマールボロ近郊から運ばれてきたとされ、ブルーストーンはおよそ200キロ離れた現在のウェールズにあるプレセリの丘から運ばれてきたと言われている。

特にストーンヘンジの中央に置かれた祭壇石は720キロ以上離れたスコットランドから運ばれてきたことが最新の研究で明らかになっている。

ストーンヘンジ周辺には丘陵古墳群が発見されており、青銅器時代に造られたとされるノルマントンダウン古墳群をはじめ、ストーンヘンジを見下ろすように丘の上に古墳が造営されていることより、死後の世界へのポータルとしての役割も推測される。

丘陵古墳群


エーヴベリー近郊にある先史時代の人工のチョークの塚として知られるシルベリー・ヒルは、ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群の一部としてユネスコ世界遺産に登録されており、ヨーロッパで最も高い古代の人口塚として、いまだに何の目的で作られたのかは解明されていない。

シルベリー・ヒル
シルベリー・ヒル


ソールズベリー平野から30kmほど離れたエーヴベリーにも大型の巨石遺跡群があり、ストーンヘンジとエーヴベリー遺跡群として1986年にユネスコの世界遺産に登録された。

エーヴベリー
ヨーロッパ最大の規模の巨石遺跡

エーヴベリーヘンジは前期 青銅期時代の遺跡としてはヨーロッパでも最大規模であり、ストーンヘンジとは異なり、加工されていない巨石が村を取り囲むように並んでいる。

エーヴベリー
エーヴベリー
エーヴベリー
エーヴベリー
エーヴベリー
エーヴベリー
エーヴベリー


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ホテルでゆっくりとしていると「ストーンヘンジ」というキーワードが心に沸き上がってきて、「行けるから行ってみてほしい」というメッセージを受けました。翌朝、早速ストーンヘンジとエーヴベリー世界遺産ツアーへ行ってみました。

ストーンヘンジについた途端、とても懐かしいような、とても愛おしいような、切ない気持ちが沸き上がってきたかと思うと、突然に涙が出始めました。

ストーンヘンジ
ストーンヘンジ

ストーンヘンジでは足が赴くままに、許す限りの時間を使って、周辺を歩いてみましたが、特に気になったのがヒールストーンでした。人気の場所なのか、大勢の人々が写真を撮ろうと群がっていたため、取り敢えず矢印の先へ移動して振り返ぅてみると、今までいた人々はどこかへ散らばってしまい、まさに見たい光景が目の前にありました。

ヒールストーン
ヒールストーン
手前の矢印:夏至の日の出の方向
奥の矢印:冬至の日の入りの方向

今回は太陽が落ち始めた光景ですが、夏至の朝日では、同じ位置の背中から太陽の日の光が昇っていく様子が見えるようです。正反対の光景を見ながら、この場所へ導かれたことに感謝しました。

古墳群

またストーンヘンジの近辺には古墳も多く残されており、まるで日本の東北や北海道に残されている縄文遺跡に似ているなと思いました。秋田県にある大湯環状列石では、日時計やお墓が発掘されており、土地や時代は違えど、日本にもイギリスのストーンヘンジと同じような遺跡があることに興味を持ちました。

ストーンヘンジを訪れて以降、毎朝の写経時間に諏訪大社のイメージが出始めて止まらなくなり、神様からの引き寄せと思い、諏訪大社を訪れてみたところ、どうもストーンヘンジを造った人々やその末裔が日本へ移住をしていたようで、その人々や末裔に私の過去世を見つけました。そういえば、以前に諏訪大社を訪れた際、写経の文字が書けないという現象が起こりましたが、その時も過去世の私と今の私がシンクロナイズしており、過去世の時代には文字が存在しなかったため、今の私が文字が書けないという事象を経験したようです。

エネルギーが高くなってくると、次元を超えた事象が起こり始めますが、まさに私はその次元上昇の中今です。考えもつかないような不思議な出来事が身の回りで起こりますが、その多くは過去世でやり残してきたことがカルマとなり出てきています。カルマの解消或いは、手放すことは容易ではありませんが、解消した瞬間、或いは手放した瞬間、思いもよらないチャンスや吉兆が舞い込みます。ある意味、一つのカルマを落とすことで更なる成長が見込めるため、カルマ落としの旅も悪くないかなと思い始めました。


私たちは高次である宇宙へつながればつながるほど、よりパワフルな引き寄せの法則を体現することができ、ひいては物事を動かすために必要なエネルギーを養います。そのエネルギーをつかみ取るためにも、中今(なかいま)を生きることです。中今とは過去を振り返らず、未来へ望みを託すこともなく、今に向き合い、今を全力で生きることです。高次へつながることは容易いことではありませんが、成し遂げた先には必ず、浄土があります。常に中心は私であり、あなたです。

今を大切にお過ごしください。



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