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[石鎚神社 口之宮 本社+石鎚神社 中宮 成就社+弥彦神社] 自分が引き寄せる神

ふとした折に思い出す神社や過去に訪れたことがある場所が偶然にTVで放送されていたり、友人との会話の中で出てきたりと、繰り返しその名称が現れる場合は、神様からのお導きもありますが、その逆に自分自身がその神様や場所を引き寄せていることがあります。

その日は朝から雪が降りだしたかと思うと、2年ほど前に訪れた彌彦神社のことを思い出しました。懐かしさのあまり、NOTEに彌彦神社を書いているはずとNOTE記事を探してみましたが見つからず、「てっきり彌彦神社はNOTEに書いたと思っていたけれど書いていなかったのか」とその日は特段のアクションと取らず、終わりました。数日後、1カ月に1度ほど話す同僚との会話の中で、同僚が彌彦近辺の出身者であることが分かり、話が盛り上がりました。更に数日後、何気なく手に取った雑誌に彌彦神社が掲載されており、再び彌彦神社を懐かしく思い出し、彌彦のことが気になり始めました。

私が神様を引き寄せてくる場合は、過去世の私が何かしらの忘れ物をその土地にしており、その忘れ物が何かを気づかせるために過去世の私が、現世の私につなぎのお役目をしてご縁がある土地を引き寄せてきます。

先日イギリスへ行った折、ふとストーンヘンジのイメージがやってきたため、行ってみようかなと思いつき、翌朝にはバスに乗ってストーンヘンジを訪れていました。ストーンヘンジでは懐かしいという想いとともに、この土地から離れるにしても、この場所に居た = I was hereという痕跡が欲しいと思い、滅多に買うことはないストーンヘンジの形をした置物を購入しました。
そしてイギリスに滞在をしている期間中、毎朝の写経になぜか諏訪大社がでてくるようになりました。帰国後、早速、諏訪大社を訪れたところ、翌日の写経に諏訪大社は出てこなくなりました。

諏訪大社には早朝に着いたため、明るくなるまでの時間を朝の写経に充てようと写経を書き始めましたが、全く写経が思い出せず、そして書き始めても途中で文字が飛んでしまい、何度も何度も試してみましたが結果は同じでした。時折、文字が一瞬飛んでしまうことはありますが、全く文章が思い出せないことはなかったため、フラストレーションというよりかはむしろ、不思議な体験だなと思いました。

そして私は私の忘れ物に気が付きました。

私は過去世でストーンヘンジの時代に生きていたことです。

諏訪で写経が書けなかった理由は、文字を忘れた或いは、思い出せなかったためではなく、むしろストーンヘンジの時代には文字が存在しておらず、文字自体を知らなかったため、何度トライしても諏訪では写経が書けなかったということです。

諏訪は古代祭祀が盛んにおこなわれていた土地として今でも御頭祭といった独特の儀式が残っており、どうも輪廻転生を繰り返している私の過去世はストーンヘンジにもいたようで、その後の別の過去世では諏訪でストーンヘンジの記憶とともに古代祭祀を行っていたようです。今回の出来事はストーンヘンジに生きた私の過去世が、諏訪の私の過去世を引き寄せて、そして複数の過去世が現世の私をストーンヘンジと諏訪へ連れてきたようでした。

引きと寄せのバランスが整うと必要な物事が必要なペースで、動き始めます。逆らわず、生き急がず、与えられた引きと寄せのチャンスに感謝をして、引きと寄せペースで起こってくる出来事を楽しんでください。


石鎚神社 口之宮 本社(いしづちじんじゃ くちのみや ほんしゃ) ー 愛媛県西条市西田甲

石鎚山を神体山とする石鎚神社は、山頂の頂上社、山腹の中宮 成就社、土小屋遥拝殿、そして本社の4社があり、伊邪那岐命と伊邪那美命の御子神 石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)を祀る。

石鎚神社 口之宮 本社 参道
本殿へ向かう石段の手すりは山頂付近で使用されていた鎖
石鎚神社 口之宮 本社 拝殿
本社 拝殿前の木槌
木槌を痛みのある体の患部に当てると 痛みを木槌が吸い取ってくれる
本殿から祖霊殿へ向かう石段の手すりは山頂付近で使用されていた鎖
御神水所
石鎚山頂上の奥之宮頂上社として建立されていた石殿
祓戸大神

山岳信仰で知られる石鎚山は日本7霊山として役小角が開山したとされ、空海も修行した修験道の山である。また関東から九州に走る日本列島最大の断層 中央構造線上に石鎚山があり、地球からのエネルギーがあふれ出る土地でもある。

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石鎚神社 本社で最も強い霊気が漂っているエリアといえば役行者と龍がいる禊場です。というのも異なる2つエネルギーが同じ場所にあるため、緊張感を感じます。

この禊場では役行者が閻魔王の役割をしており、日頃の行いから参拝者を三善道へ導くのか、或いは三悪道で更なる得を積ませるのかを見極めています。そしてその判決によっては極楽浄土へ、或いは六道輪廻で畜生や餓鬼、地獄へ行かされるため、その判決の場となる禊場では緊張感を感じるようです。

禊場
禊場

ちなみに龍神は水雷神の役割を持っていますので、物事がうまく流れるようにと願ったり、或いは流れ自体を作りたい際にお参りをされると良いです。

役行者の前に立つと緊張しますが、三善道へ導いてもらうためにも、素直な気持ちで対峙されると良いです。


石鎚神社 中宮 成就社(ちゅうぐう じょうじゅしゃ) ー 愛媛県西条市小松町石鎚

石鎚山の頂上を目指していた役行者があまりの山の厳しさに山頂を目指すことを断念して、丁度成就社辺りで下山しようとしていた時、斧を研ぐ老人に出会い、その老人が斧が針になるまで研ぐ姿に初志貫徹の精神を思い出し、頂上まで辿り着く。また山頂より下山してきた折、後ろを振り返り、石鎚山を仰ぎ見て「わが願い成就せり」と言った言葉が成就社辺りでもあったため、成就社が名前の由来となった。

役行者が振り返り仰ぎ見たとされる見返遥拝殿
石鎚山への登山口
石鎚神社 中宮 成就社
石鎚神社 中宮 成就社

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石鎚山 ロープウェイ入口付近

成就社へ行くにはロープウェイに乗りますが、その道中にあった石鎚山 極楽寺 天狗堂にて天狗さんに出会いました。天狗さんにご挨拶をすると「羽(翼)をあげる」と天狗さんの背中にある1対の羽をいただきました。

天狗

その後、帰り道で天狗さんに「羽のお蔭さまで、無事に帰ってこれました」とお礼をすると「羽を返してほしい」と言われたため、「持ち帰りたい」との旨を伝えると、大きな羽の代わりに小さな羽をいただきました。その際、「この羽をあげるから人を助けること=人々のために生きること」と言付かりました。

石鎚山極楽寺天狗堂
ロープウェイ

天狗さんより頂戴した羽を使って、更に高見より物事を俯瞰できるようになること、また俯瞰した内容を己から出る三毒で図ることなく、不安や恐怖心を他人からもらうことなく、常に自分軸をもって、実直に胆力を鍛えていこうと思いました。


弥彦神社(やひこじんじゃ) ー 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦

御祭神には饒速日命(にぎはやひのみこと)と天道日女命(あめのみちひめのみこと)との間に生まれた神 天香山命(あめのかごやまのみこと)別名 伊夜日子大神(いやひこのおおかみ)が祀られており、天照大神の御曾孫にあたる。

弥彦神社
神奈備 彌彦山
弥彦神社 参道
弥彦神社 拝殿

越後国の開拓神である天香山命は物事を成し遂げる神として崇敬されており、また御神山である彌彦山には妃神 熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)が祀られていることより縁結びの神としても信仰があつい。

摂社・末社
摂社・末社
火の玉石(重軽の石)
どちらかの石を持ち上げてみて、軽いと感じたら願い事は叶い、持ち上げられない場合は願いを叶えるには努力が必要と判断する

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彌彦神社に祀られている天香山命は別名 高倉下(たかくらじ)といって神武天皇に霊剣 韴霊剣(ふつのみたま:布都御魂)をもたらしたとされ、神武東征の際に熊野で出くわしたニシキトベが吐いた毒ガスにより一時は気を失う神武天皇であったが、高倉下がもたらした韴霊剣でニシキトベを倒して大和の国へ入ることが出来たという記紀神話の条があり、また天香山命が饒速日命の御子であることより、当時の越後地方が大和朝廷にとっては大事なエリアであり、また大和朝廷の支配下にあったことが伺えます。

饒速日命は邇邇芸命よりも先に天孫降臨をされた神であるにもかかわらず、史実にはほとんど登場することが無いため、隠された神の一柱とされ、またニシキトベも悪役のように記紀神話には描かれてはいますが、その末裔である熊野の人々はその存在と功績を讃えており、今もなおニシキトベを地主神として大切に祀られています。

先日来、彌彦神社が目の前に現れることが多くなり、神様から呼ばれているのかなと思いましたが、今回はどちらかというと、天狗さんから頂戴した「人のために生きる」という言霊通り、天狗さんの羽を頂戴する代わりに隠された神々やその子孫、また濡れ衣をかけられた氏神様たちの慰霊鎮魂のお役目をお引き受けしたようです。
神様から、お役目をいただけるほどにエネルギーがあがってきているかな・・・と思うと自分の成長にほくそ笑み、また一つでも多くのお役目を果たしていきたいと思いました。

私たちは高次である宇宙へつながればつながるほど、よりパワフルな引き寄せの法則を体現することができ、ひいては物事を動かすために必要なエネルギーを養います。そのエネルギーをつかみ取るためにも、中今(なかいま)を生きることです。中今とは過去を振り返らず、未来へ望みを託すこともなく、今に向き合い、今を全力で生きることです。高次へつながることは容易いことではありませんが、成し遂げた先には必ず、浄土があります。常に中心は私であり、あなたです。

今を大切にお過ごしください。



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