世界史界隈炎上録⑥〜石波肇國〜

随分と久し振りの世界史界隈炎上録。

石波肇國とはかつてX(旧Twitter)で活動していたユーザーである。活動当時石川県内の高校一年生であった。国家社会主義(所謂ナチズム)を信奉する彼は、歴史的仮名遣いに影響を受けたと思われる旧字体混じりの独特な文体で現代政治に対する評論やレスバトル、女装や彼女とのツーショットの自撮りなどをアップロードしていた。

石破肇國の顔写真。割とイケメンである。

彼は政治団体・維新政党新風の学生部に所属し、討論会への出席や雑誌への寄稿などリアルでも精力的な活動を行っていた。
↓石波肇國の寄稿文の内の一つ

パレスチナ問題を考へる（石波肇國）

石破肇國はなぜ炎上したか

上述の通りネットと現実世界の両方で積極的な政治活動を行なっていた彼であったが、その思想の過激さから順調にアンチを培養していった。彼が大炎上を起こしたきっかけはXのスペース機能においてアンチと口論を行った際、アーリア人種たるイラン人をルーツにもつ当該人物を「糞アラブ人」と罵倒するなど不見識さが露見した事である。この炎上を受けてアンチが特定作業を開始、高校生になったら珍しい部活に入る事や自宅の庭の画像を公開垢でアップロードするなどの本人の危機管理意識の乏しさも手伝って通っている高校の名前や住所などが特定、程なくネット上から姿を消す事となった。

アンチが特定した石破肇國の個人情報とされるもの。
※個人情報が含まれているため一部モザイクあり

終わりに

彼が破滅した原因は至って単純で、個人情報に対する意識の甘さである。過激な政治活動にのめり込むのは別に個人の勝手であるが、せめて個人の特定に繋がるような投稿は避けた方が良いだろう。