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好きなものを描くといい

紙 アクリル

絵を教えるというのは、あくまで画法・技法を教えるのであって、何をどう描きたいかという、気持ちまでは教えることは出来ません。

「こういう絵が描きたい」とか「こんな風にしたい」という気持ちがあれば、指導することが出来ますが、そうでなければ、指導のしようがないのです。

「先生、どう描いたらいいですか?」

ときく生徒さんも中にはいます。

そういう方には、教えられないのだそうです。

お医者さんが、「病気を治すのは患者さん本人で、我々が出来るのはお手伝いだけ」とおっしゃるのに似ています。

そういう欲求はどこから来るのでしょうね。

みんな、心の中に、そういう欲求を持っているのでしょうか。わたしは、持っていると信じていますが、どうなのでしょうか。

確かめようがないですね。

でも、まずは好きなものを描くといいと思います。

好きなものを描いている間、とても幸せです。

それだけでも、絵を描く理由があると思います。

見ていただいてありがとうございます。イラスト・デザイン・コミックを手がけています。よろしければポートフォリオをご覧ください。 https://salon.io/nobuko/nobuko-portforio