いいから描き切りなさい
泥 顔料
今日の画像は平面でなくて、すみません。
わたしのデザインの方の師が関わっているワークショップに参加させていただいて、制作した「光る泥だんご」です。
泥だんご、こどものころつくった方もいらっしゃるかと思いますが、うまくつくると、このように美しく光るのです。
もちろん、泥もよく選別し、注意深く研磨して、顔料で色をつける必要があります。
そもそも、正しい球をつくるのが、大変でした。ちゃんと丸めて球にしたつもりでも、どこかがゆがんでいるのです。
人間の感覚なんて、いい加減なものです。
ところで、ボタニカルアートの話で「(この絵は)完成しないのではないか」と思う、と書きました。途中で心が折れるのです。
絵画も、描いている途中で自信がなくなり、「こんなのぜんぜんダメ」などと思うことがよくあります。
途中で放ったらかして、別の絵を描きたくなったりします。
しかし、新たに描きはじめた絵も、自信がなくなると、放ったらかして、別の絵を描きたくなる。これでは、いつまで経っても1枚も絵が完成しません。
何か気にかかるとしても、
「いいから、描き切りなさい」
なのです。
これ、大事です。
見ていただいてありがとうございます。イラスト・デザイン・コミックを手がけています。よろしければポートフォリオをご覧ください。 https://salon.io/nobuko/nobuko-portforio