意味がある

びぃーんという音と共に黒いカゲが視界をよこぎるが彼ではない。あの人だ 少し匂いの強いその人は  はっとうじ。わたしの田舎ではカメムシのことをそう呼んでいる。冬になるとカーテンに大量にいる。

臭いので出来るだけ関わらないようにしているし、居ていいから関わらないでくれとも頼んでいると、急に はっとうじ の意味が知りたくなった。

岡山県備前市に八塔寺という寺院があり、修行僧が何日も風呂に入らず托鉢にまわるので大変臭かったらしく 八塔寺が来た と言っていた。 そこから臭いものつながりでカメムシのことを はっとうじ と言うようになったそうです。

意味あったんだ、何十年もただ語感でなんとなく出来上がったんだと思っとていた。

改めて言葉と由来に興味をもつこととなりました。


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