【CAR】 車検討中につき #2 | 日産 ラシーン

【車検討中につき】

▶︎第二候補「日産・ラシーン」

第二回はラシーン（Rasheen）について勉強してみました。

ラシーン（Rasheen） 1994年から2000年の6年間、日産から発売されたクロスオーバーSUVです。
「パイクカーシリーズ」という坂井直樹氏率いる「ウォータースタジオ」がデザインしたBe-1やPAOなどレトロ風なシリーズの一つでした。

6年間という短い期間でしか販売されなかったのは、当時RVブーム絶頂期で
クロスカントリー風のなんちゃってオフロードがあまりウケなかったからだそう。

しかし一部のコアな人には長らく人気で全国にラシーン専門店がたくさんあり
更に『SUVブーム』や『漫画・ゆるキャン』の作中に登場したことで
人気が再燃し廃番から20年たった今でも人気は続いています。

　
▶︎チープなかっこよさ、でも本当のチープではない

今の車にはない四角くて長いデザイン。

シンプルで削ぎ落とされたデザインが、
1995年当時ブームになっていた無印良品に通ずるものがある気がします。

「ベンツのW120」や「VOLVOの240」のような
ローロングのステーションワゴンに、
少しアウトドアな要素が混じった優しいオフロード車がラシーンの印象です。

フランス車に近いイメージで、実際に当時も「南フランスのバカンス」をコンセプトに設計をされていたそうです。
パリのような洗練された都会ではなく、南仏のプロバンスのような田舎の中でもハーブや自然が豊かな「リゾート」に気軽に乗り付けられる車がイメージだったそう！

今時の怒ったフェイスや流線型のボディとは、一線を画す独特な車となっています。

それが単純な高級車ではなく、少しチープなカッコ良さとなり
「身の丈にあった物へのシフト」が現代ぽく好きな車の一つです。

▶︎車のデータ

・排気量　: 1500cc / 1800cc / 2000cc の3種類(全て普通車規格)
・駆動　: フルタイム4WD
・変速機　: 4速AT / 5速MT
・平均価格　: 62.1万円
・販売期間　: 1994年-2000年
・燃費　: 10〜15km
・馬力　:105〜145ps

モデルとして、大まかに【前期型】と【後期型】があります。
細かい分類は大阪のラシーン専門店「チャチャイモトクロージング」さんのラインナップ表にめちゃくちゃ詳しく掲載されており、参考にさせていただきました。
(http://cha-chai.com/rasheen.html)

この中でも藤井家が一番欲しいのは、
『後期型 Type S』というモデル。

⚫︎データ、装備
・1500cc
・デュアルエアバック(運転席 & 助手席)
・ABS
・UVカット断熱グリーンガラス
・キーレスエントリー
・14インチアルミホイール

更にメーカーオプションで、「サンルーフ」が付いている車体もあり、
圧倒的に数は少ないですが欲しい装備でもあります。

こうみると今時の車には当たり前の装備ですが、
25年前設計当時は最新の装備で
“ネオクラシック”の域に入っているとも言えます。

▶︎うちの場合は...

【メリット】
・昔からデザインがドストライクで
　乗りたかった車種
・夫婦共に乗りやすい
・恐らく今ぐらいが乗れる最後のタイミング
・運転席、助手席にエアバッグがある

【デメリット】
・普通車になることでの維持費のアップ
・数が圧倒的に少ない

　
▶︎まとめ

デザイン面　:　100点(サンルーフつけば)
機能面　　　:　85点
コスト面　　:　70点

【合計平均85点】

前回のジムニーよりは現実的で、
家族が増えても長く乗れそうな車になりそうです。

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フジイトモキ
■ 30歳/デザイナー
■ 家作り・物作りが好き
■ 瀬戸内出身・東京在住
■ 仕事：フリーランスデザイナー（インテリア・グラフィック）
　　『365 WORKS』@365_works
■ 実店舗のない架空の立ち飲み屋
　　『立ち飲み余市』　@proshirout
■ プロシロウト/テクノロジー担当

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