第7章 ヘラ休め
第7章 ヘラ休め
ずっと文を読むのは
とても疲れるもの。
青は空と海の寡占市場で
(私はよくそうやって口にするし、
私にとってそれはまぎれもない事実だけど)
それ以上でも以下でもない。
色即是空?
いいえ。
私は広島に“実在していた”。
証なんていくらでも。
ヘラ休めしましょう、玲も
ゆっくりお好み焼きを食べたいだろうから。
長田屋。
大々的に広告で謳う通り
『平和公園から徒歩10秒!!!!』。
さあ、一緒に進みましょう。
直前進み、元安橋。
小さな青を伝います。
ご安心くださいませ。
大鷹や猿は見受けられませんので
シックス・センセーションな皆様も
お入りいただけます。
母ももちろんね。
(ママ、おいで!結界はないから!)
一緒におこのみやきたべよう。
相変わらず暖簾。
筆の丸文字、スキャナーのポテンシャル。
これはまた…
大きく口を開けていらっしゃること。
はみがきしてあげたいね。
赤ヘル達は言う、ビールを呑まず何を呑む。
千葉の娘子申し上げる、広島レモンハイだと。
空を愛しているというよりか
青を愛し、鳥の飛ぶ自由を愛している。
甘くてフルーティーな
つややかソース。
幼いレイはあまりに顔が白く
下(しも)に膨れていたので
“年中オタフクカゼ”の娘だった。
サイドメニュー界のグランド・メニュー
“ウニホーレン”
確実に召し上がっていただきたい一品。※
青ネギ島全体、私はうどん派。
青の極上、この上無い。
たまんない。
・・・暖簾下のように口を開く。
『ごちそうさま!』
たまにはヘラ休めもいいでしょ。
次回からまた
玲にバトンタッチします。
多分食べ終わった頃だろうし。
★次回更新、乞うご期待!
http://nagataya-okonomi.com
↑長田屋
※追伸
入江さんは
ものすごくウニホーレンが好きな人。
かつ、ビール愛好家のため
ウニとビール泡の“シュワシュワ感”を
常に誦えていた。
祝詞のように畏んでいたから
本当に好きなのだと思う。
あと、たしかそば派だった。
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