タイムマシーンがなくたって、過去の自分が今の自分を助けてくれることもあるんだよ、きっと!
こんばんは、moikoです。
先日、とても素敵なことを言ってもらえました。経緯が長くなりますが…お付き合いいただけたら嬉しいです。
突然ですが、実は私はシナリオ教室に通っていたことがあります。本当は小説講座に通いたかったのですが、これと思うものがなくてドラマや映画も好きなのでシナリオ講座に通うことにしましました。
実際、シナリオって小説と全然違うんですね!初めての世界だったので新鮮でした。その分、未だによく分からないことも多いです。
教室では課題に沿って作品を書いて、提出し、みんなの前で読んでみんなから意見をもらうのですが、これも『書く習慣』を身につけるためのもの。
完璧は目指さない。駄作でもいいから、とにかく書くことが大事。
そんな考え方でした。すごく励みになるし、共感もするけど、やっぱり書くのは難しくて、良いものを書きたいという思いも回を重ねるごとに強くなり…。
そこで出会った人達はみんな才能溢れる個性的な人達ばかりでした。年齢を問わずこんなにたくさんの人が「書く」ことをしているんだと圧倒されるばかり。セミプロのような人、プロの人まで学び直しに来ていました。
私はコースを最後まで通えずやめてしまったのですが、今でも時々連絡できる方々がいてお互いの創作状況などを報告しています。
といっても、私はやめてから全く書けていません。厳密に言うと、ちょっとしたコンテストに応募するために全力で書いて燃え尽きてしまった感じです。もちろん私の作品は箸にも棒にもひっかからなかったけど、自分的には書きたいものが書けて満足してしまったのです。同じ教室の人で審査に残った人はいて、すごいなと思うばかり。
教室では前半戦最後の課題に取り組んでる時にやめてしまった私。アイディアはあって書きかけていたから、ちょっと心残りではありました。創作状況の報告もできていないし、これを仕上げてみよう!と思ってから早何ヵ月、何年、なんだろう…という位やっぱり書けていません。
宣言すれば書けるかなと思って、みんなに「今月中に書きます!」と言ったの先月で…恥ずかしすぎます。本当に言い訳ばかりしている気がする。
だだ反省していた時に、教室仲間の一人の方が「今度こんなコンテストがありますよ」と連絡をくれました。私は全然書けなくて、どうしたらいいでしょうか?と助けを求めてみました。
書けない理由のひとつは、初めて書こうとしているホラーといじめというダークなテーマで、書こうと思うと憂鬱になってしまうから。でも、せっかくのアイディアが捨てられない。
すると、その人は、
と言ってくれたのです!
感動!涙が出そうでした!
アイディアとか思いつきって、本当に「必要とされる時」って、世の中に、とかじゃなくて「自分にとって」だと思うんです。泡のように手からこぼれ落ちていくものだと思いませんか?
私は思いつきはGooglekeepというメモアプリにすぐ書きなぐるようにしています。できるだけ。だって、今この瞬間に思った思いは良くても悪くても、きっと明日には覚えていない。
私は、過去に残したアイディアや思い、やってきたことが、いつか自分にとって役に立つと信じたい。少なくとも自分の自信になってゆくと思うんです。だから、noteを始めました。そのうち他の物も書けるようになるかもしれないから。ハードルを下げて。
過去の自分が今の自分を助ける。
タイムマシーンがなくたって、案外それは誰にでもできることかもしれませんよね?
今やっていることが、今何にもならなくてもいつかの自分のため、誰かのため、そう思ったら苦しい時も、ちょこっと楽しく頑張れそうな気がしませんか?
シナリオ教室をやめて痛感したのは、読んでくれて、意見をくれる人がいなくなってしまったこと。これがどれだけ貴重なことか思い知りました。
だから、私のnoteを読んでくれたあなた、本当にありがとう!
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