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『メタモルフォーゼの縁側』が楽しむことを思い出させてくれました。

こんばんは、moikoです。

最近、昔の悪い癖が出てきているなぁと感じていました。生活の中に「楽しさ」を忘れてしまうのです。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、また週末あれができなかった、これができなかった、と「やらなきゃ」と自分を気持ちを奮い起こそうとし、「ああ、また週末何もできなかった」とがっかりして…新しい1週間を罪悪感と共に始める。

ここ1ヶ月そんな思いでいっぱいだったのですが、ふと立ち止まってみて、「いや、そんなことないでしょ、週末気持ちよく早起きして、掃除洗濯料理、ゆっくりテレビ見たし、ジムも行ったし…色々やってたじゃん!充実してたじゃん!」と気づきました。

自分でやることへのハードルを上げて、「これやって楽しかったー!!」と思うことを自分で減らそうとしてるんですね。ただ純粋に「楽しかった!」と思うことを自分に許さないように自分に厳しくしてしまう、悪い癖です。大分なくなったと思ってたんですけどね〜。

そんな折、前から気になっていた映画『メタモルフォーゼの縁側』をAmazonPrimeで見ることにしました。

純粋に楽しいことをしたいな…と考えた時、大好きな映画鑑賞だ!と思ったので。

元々映画館に見に行きたいなと思っていた映画だったのですが、これほど心に染み入る映画だとは思っていませんでした✨

脚本も素晴らしいと思ったのですが、何より芦田愛菜さんと、宮本信子さん、2人の大女優さんの演技があってこその映画だと思いました!2人の『演技力』というか『人間力』が本当に素晴らしかったです!

何かメッセージを諭すとか教えるという映画ではなく、心に伝えてくる、感じさせるような映画だと思いました。BL漫画を通じて、見ず知らずの年の離れた2人が交流する中に、特別な大事件があるわけではないけれど、2人の紡ぐ時間が本当に素敵でした。

年をとっても、周りを気にせず純粋にBL漫画を楽しむ雪の姿に見ているこちらまで微笑んでしまう。「楽しむ」ってこういうことなんだなぁ、と私は思い出させてもらいました。一方、女子高生のうららが、一心に夢中になって打ち込む姿からも、夢中になることの「楽しさ」を思い出させてもらいました。

劇中に出てくる漫画家のコメダさんも同じ気持ちだったかもしれません。

周りの目を気にせず、周りの評価も気にせず、自分で自分を批判したりせずに、本当に、ただ、心から楽しかったー!と思うこと。今の私に必要なことを教えてくれた私にとってタイムリーな、素敵な作品でした☺️

うららちゃんも可愛いけど、雪おばあちゃんが本当に可愛い♡演技って素晴らしいですね✨

ほんわかした気持ちになりたい方、最近忙しくて楽しさを忘れてるなぁという方、そうでない方も、ご興味ありましたらぜひ見てみてください!


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