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学校で教えてほしい食選び

日野の「フリースクールのびの〜び」さんで、飲み物の選び方を考える『ジュース実験室』をさせていただきました。
学校で教えられることは、どうしても限られているから。
「学校に行かない選択」をした日の子供達にこそ、伝えたいこと。

食事の質を決めるもの

食事の質(栄養やおいしさ)を決めるのは「献立(栄養)」「食選び」「料理」の3つのポイントだと思う。
その中で、家庭科では、「栄養や献立の立て方」と「お料理」は教わる。
だけど、「食選び」は教えてもらえない。

にも関わらず、この「食選び」を間違うと、「栄養」「味」「安全性まで違ってくる。

豆腐一つとっても、「本来のお豆腐」と「薄めた豆乳を添加物で無理やり固めたお豆腐」は、1丁に含まれる蛋白質の量も違うし、味も違う。そして長期的な目で見た安全性にも疑問が残る。

学校で教えてくれない大切なこと

食選びの情報は、いろいろな利権が絡むので、学校で教えにくいことの部類だとは思う。
だからこそ家庭で親が教える必要があるけれど、当の親もなんて習ったことないから分からない。

ネットで調べようとすると、真実を伝えたいが為の過激な言葉が踊ったり、それを打ち消したいメーカーの反撃情報が展開され、なかなかフラットな情報に辿り付きにくい。

せめて基礎情報を

教育については全くの門外漢なので、偉そうなことは言えないけれど、家庭科の中に「食品の選び方」「食品ラベルの見方」をもう少しだけ踏み込んで学校で教えてくれたらいいのに、と思う。

どんな風に伝えているのか聞いてみたらこの冊子を頂いた。
もちろん事実しか書かれていないけど、書かれていない事実もまた多いこと。日本経済を回すにはこうするしかないのかな。

メリットデメリットを知った上で、最後に選ぶのは自分。
その基盤を全員が理解し、その上で自分なりにさらなる情報を得て、最後は自分のものさしで選べること、それが本当の自由なんじゃないかと思う。

いろいろな角度から見て、最後は自分で判断する。
そんなお手伝いができたなら。

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!

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