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美を感じるポイント

どうも、3636です。

noteではいいなと思った本について書いているのですが、最近わかってきたのは、自分は人の理屈を聞くのが本当に好きで、わかりやすく納得のいく理屈に出会った時は、これ以上ない興奮を覚えるということです。
「あぁ、なんて美しいんだ…」と、うっとりしてしまい、もはや恍惚を覚えています。

やばい奴だな〜と我ながら思いますが、自分が美を感じるのはそこなんです。

美のポイントって本当に人それぞれですね。

さて、今日紹介するのは、拍手したくなるほど気持ちの良い理屈の本。←どんな本だよ

理詰め!好き!笑

以下、特に覚えておきたい箇所をメモです。

「自分ができる仕事」というものを、多くの若者がもの凄く狭い範囲でしか見ていないだろう。加えて、「自分が好きになれそうな」仕事とか、「みんなが憧れそうな」仕事とか、「やりがいが見つけられそうな」仕事とか、気の遠くなるような遠い幻を追っているように見える。足元を見ず、望遠鏡を除いて遠くばかり見ているから、オアシスだと思って喜んで行き着いても、その場に立つと周囲と同じ砂漠だったりするのである。

人生の生きがいを仕事の中に見つける必要はどこにもない。もちろん、仕事に見つけることもできるかもしれない。それと同じように、仕事以外にも見つけられる。

仕事をしているからこそ、自分の好きなことができる。仕事の基本は、その「交換」にある。

本当に素晴らしい仕事というのは、最初からコンスタントに作業を進め、余裕を持って終わる、そういう「手応えのない」手順で完成されるものである。

人間には向き不向きがあって、つまり違ったタイプがいるから、それぞれに適したことを任せ合う、そうやって分担する方が、一人でなにもかもするより効率が良く、お互いに利益がある。

あまりにもクールな仕事観だから反対意見もありそうだけど、私なんかは軽く生きたいタイプだから、「そうですよね?!それでいいんですよね?!」と後押ししてもらった感じ。自分の答えはなんとなくもう出てて、それを言語化してもらったり、背中をおしてもらう、なんか占い本に似てるな。ま、読書はみんなそういうとこありますよね。

仕事で夢叶えようぜ!って熱くこられるとしんどいなぁって思う人には、冷えピタのような癒し本だと思います。

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