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数学の概念

どうも、3636です。
小学生の時から算数が苦手な36歳です。

先日酔っ払ってアメトークの読書芸人を観ながらAmazonでポチったこちらの本。

面白すぎて秒で読めました。(実際は1時間ぐらい)

数学の概念が変わった。

私は数学ができないくせに(できないから?)、数学の問題と聞くと、
数式にあてはめなきゃ→数式なんて知らん→解けん
と解くことを放棄していました。

でもこの本を読むと、問題を解くために必ずしも数式は必要なくて、むしろ数学ですらないんじゃない?って感じで解けたりする。
深く考え過ぎずにひょうひょうと理屈を操って解いていく様子は、とても小気味良かったです。

答えを導き出す方法はたった一つしかないんだって、本気で今まで思ってました。だから私にとっては、数学は唯一の解き方を暗記する科目だった。むしろ逆じゃない?数学の自由度の高さは他の科目にはないかも。
答えにたどり着く方法は一つじゃない。これ、人生全般にいえますね。数学は哲学だ。

そういえば小さい頃、うちの父親(数学が得意)に数学を教えてもらう時、「こっちのやり方のが楽だ」って言って教科書と全然違う教え方されて、「いやいや、私が聞きたいのは教科書のなんですけど〜」ってもどかしかったのを思い出したわ。

ちなみにこの本の後書きで、
「数学は問題自体が何を言ってるのかわからない」
って作者が書いてて、「そうそう!!」と納得。
私ができないポイントはそこにもありました。
「問題を作る時にはどのような数学上の考え方を内包したいのかを考える」という箇所を読んで、問題を解く時に作り手の意図を読み取っていればもう少し数学ができたのかな?と。

こんなふうに頭では色々考えてますが、きっとこれからも数学の問題は解かないのでしょう。やっぱり自分は文系人間ですなぁ。

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