さんご水錬部通信 選手コース 5

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テーマ:それでもモチベーションが高まらないあなたへ。

💧 今回は、練習に対するモチベーションを高める発想法の提案です。

☆ 水中練習が再開され、競技会も少しずつ行われるようになってきました。それでも参加制限などから競技会に出場できない選手もいると思います。
目標が明確に定まらず、「今一つモチベーションが上がらない。」という声も、何となく聞こえてきています。

 そんなときでも、モチベーションを少なくとも下げない発想のひとつに、今の自分のパフォーマンスをあえてプレッシャーにしてみるという方法があります。                                                                                                            難しくありません。                        自己ベストの95%程度のタイムなら、いつでも泳げるよ。という状態にしておく、ただそれだけです。
                                                                                                                                目安としては、スプリントでおよそ0.5~1.5秒落ち  ミドルなら1~2.5秒落ち ディスタンスでは3~7秒落ち
このくらいなら、明日でも、いやいや「何だったら今からでも泳げるぞ!」くらいにパフォーマンスを保つことを意識すると、気を抜いてはいられない気持ちになってくるかと思います。

 無意識であることが多いのですが、多くのマスターズスイマーや成人のトレーニーの方々のトレーニングに対するモチベーションがコレであることを現場にいると少なからず感じることがあります。

成人にとっては、昨日できていたことが明日できなくなる。これが、プレッシャー以上に恐怖です。ですから、大会がなくたって成人の方々はトレーニングするのです。

こんな発想を参考にして練習に取り組んでみてはどうですか?     

隣のレーンに置いていかれてがっかりする前に、まずは積極的に自分と戦ってみましょう。  

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