Lesson 9 壁を蹴って進んでみよう!  Story 晴れ舞台

💧 ここまでのあらすじ                                                                                       カナヅチ以下の「わたし」なのに、あろうことかスイミングクラブを運営する企業に入社。水泳を理解し、徐々に泳げるようになってきた。    今回は自主練に出かけた中で感じたことをstoryに選んでみました。
Lesson 8までは浮かぶ練習。今回は前に進んでみます。
まずはlessonから。

Lesson 9 壁を蹴って進んでみよう!

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手順 ① 壁の前に立ちます。胸から上が水面に出て両足がしっかりと着く水 深。両腕を前に伸ばす。(ふわっと前に置く感じ。)肘は軽く曲がっていていいです。
手順 ② 息をしっかり吸って両腕の間に顔を入れるようにしながら前に倒れていきます。顔は下向き。両足が水底から離れたら両足で壁を蹴ります。(しばらく息は止めて)
手順 ③ ゆっくり前に進むと思います。止まりかけたら鼻から息を少しずつ抜き、頭を持ち上げて両膝を胸に抱えるようにして立ち上がります。このとき息を強く吐き切ります。

コツ!

コツ ① はじめからカラダをピンと伸ばさない。ストリームラインなんて姿 勢はリラックスしてできるようになるまでやっちゃダメ。
両腕で耳を挟むとイイといわれますが、肩がきつくて姿勢が悪くなるなら両腕は、ほっぺたを挟むくらいのところにしましょう。
コツ ② 浮きはじめから腰や足が沈まないようにしてみましょう。
コツ ③ 怖くなって前を向くと頭が上がって足腰が沈みます。
コツ ④ 壁を蹴る位置も重要。壁の下の方を蹴ると早く上に浮き上がり、上の方を蹴ると水底方向に進みすぎて失速しちゃいますが、失敗も経験。いちばん進みやすい位置を探してみましょう。

Story  晴れ舞台

 研修がオフの日には公共のプールで自主練です。券売機でチケット買って、ロッカーに10円(当時は確か)入れて・・・。少し前の自分には考えられない行動です。プライベート用のキャップと水着も買いました。ほんの数回の研修を受けただけなのに、すっかりプールが馴染みのテリトリーのようです。今でもこのときの気分はしっかりと覚えています。            水泳などのスポーツはカラダを使って自分を表現することの一つです。ですから、どんなに小さなプールやスタジオだって、そこは晴れ舞台なんです。とくに女子のみなさんは(最近は男子も?)ファッションにもこだわります。だから見た目や技術が伴うまでは参加したがらなかったりもするんだと思いますし、馴染みのない場所では気後れすることがあるのだと思います。
 そんなこともあって、初めて運動の場に参加する方には「自分がいちばん上がるカッコで来てください。」って言うことにしていますし、たくさん声をかけてあげるようになりました。


次回は Lesson 10  お部屋で姿勢づくり
    story 早くうまくなろうと思ったら。   です。       「はじめからカラダをピンと伸ばさない。」とは言いましたが、そうはいってもカラダはしっかりと伸びている方が都合がイイです。ムリなくカラダを伸ばせる陸での運動をおこなってみます。
                             


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