Lesson 6  水中でバランス part 1  story ちいさな変化にワクワクする!

💧 前回の水泳のお話では水泳(スポーツ)上達のカギの概説を行いました。1 不安要素を取り除く   2 基本を大切にする 3 基礎体力をつける  4 練習内容を理解する  5 ちいさな変化にワクワクする!        6 素直になる  7 自分で考えて 自分で試して また自分で考える。ただし、なるべく科学的に。 でした。 本日は、5 ちいさな変化にワクワクする! をレッスンとともにお届けいたします。

Lesson 6 水中でバランス part 1

水泳はバランスの運動といってもよいほどバランスよく浮かべることが大切です。
選手でもプル(水を掻く)やキックで動作の左右差が出る原因の多くは無意識に水中姿勢を立て直そうとすることに起因しています。水中バランス感覚に敏感になり、ムリのない泳ぎにつなげましょう。

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手順① 胸から上が水面に出て両足がしっかりと着く水深。両腕を前に伸ばす。(ふわっと前に置く感じ。)肘は軽く曲がっていていいです。(肘を伸ばそうとすると力むから)

手順② 息をしっかり吸って両腕の間に顔を入れるようにしながら前に倒れていきます。顔は下向き。脚は腰幅でリラックス。水底を優しく蹴って、両脚が浮くまで前に倒れます。(しばらく息は止めて) カラダをムリのない範囲でフラットに伸ばすようにしてみます。

手順③ そのまま両腕を横に広げて静止するようにします。うまくバランスを取って2秒間止まってみます。最後は両脚が均等に沈みながら立ち上がればOK。左右に傾いたり、脚がすぐに沈んでしまわないように頭や肩の沈め方などを調整して少しでも長く浮かんでいられるようにしてみましょう。

ちいさな変化にワクワクする!

💧 ここからは、ストーリーです。                        カナヅチ以下のわたしにも、少しずつできることが増えてくると、今まで逃げ出したいほど苦手だった水泳の練習に行くことが楽しみになってきました。もちろん、苦しかったり、うまくできずにヘコむこともありましたが、水の中を滑らかに進んでいく感覚や、聞こえる水の音の変化。何より、果てしなく遠くに見えた25m先の壁が、日に日に近づくうれしさ。
ワクワクは新たなチャレンジへの大きなエネルギーになることを実感。

ここがポイント!

1 水泳(スポーツ)を好きになろうとするのではなく成果が水泳(スポーツ)を好きにしてくれる。
2 進歩が目に見えるとモチベーションがあがる。どんな小さな成長でもしっかり喜ぶ。
3 言われたことがうまくできないときは、どうして言われたとおりにできないのか「自分で」考える。たとえ結果が違っても、考えたことを実行し、「自分で」また考える。「自分で」考えることで、それを試してみたくなる。その「試してみたくなる」気持ちのことをワクワクという。


次回は、Lesson 7  水中でバランス part 2 と story  素直になる です。 






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