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文具好きが文具好きになるまで

(私のことをよく知らない人にとっては死ぬほどどうでもいい記事かも)

あなたは何が好き?と問われたら文房具、と答える私がどう好きになっていったのかを自分なりに思い出してみようと思います。趣味って気がついたら夢中になってるものなんですけど、あえてね。

小学生

・入学に必要な筆箱は当時親戚が経営していた文具屋(現在はない)から父が持って帰ってきたので柄を選べず少し不服だった記憶。でもPURE COLOR(初代、水性ツインカラーペン)32色セットも持って帰ってきてくれて、32色のペンでお絵かきできるのはとても楽しかった。贅沢。

・当時女の子の間でシール集め・交換が流行っていてたくさんシールを集める。多分今の女の子も好きなはず。

・ピーチクラブ、という今も現役の小中学生向けファンシー文具雑貨屋で鉛筆やカラーペン、ハンカチ下敷きシャーペンなどを買い漁り「あーあ、ピーチクラブごと全部欲しい!」と頻繁に言う。

・↑のついでに大型スーパーの文房具コーナーにしょっちゅう通うようになる。低学年のかたい筆箱ではなく布のペンケースが使いたくなって、おばあちゃんにお金をもらいペンケースデビュー。どんな柄でどのスーパーのどの辺に売っててどれくらいの値段だったかははっきり覚えてるのに何年生だったかは忘れた…。

まだここまでは普通のファンシー文具好きな女の子

中学生

・この頃にはもう頻繁に家のパソコンを触るようになっていたので情報が自分でネットで手に入れられるようになる。

・大型スーパーの文房具コーナーが3階から1階に移って焦る。

・最新文房具に敏感になり始める。多分小学生の時はまだそんなに「機能的」文房具がなかったのもあるんろうな。中1でクルトガデビュー。その頃クルトガのぷにゅぷにゅグリップver.が発売される。

・シール集めは継続し、集めるシールが小学生向けから大人向けへと変わって行く。マインドウェイブの「ゆるあにまる」シリーズを愛し、新作のゆるあにまるシールを見つけるとすかさず買う。今も好き

・大型スーパーのFRIXIONコーナーで新作を眺めて「PILOT(会社名)さん、さすがや…!」と思っているとナンプレをしたいおばあちゃんにシャーペンの売り場を聞かれる。しかしシャーペンを買っても消しゴムも同時に必要になるためすかさず「書いて、消して、また書ける。」FRIXIONボールペンを勧め、使い方を解説。おばあちゃんはなぜかオレンジ色をお買い上げ。わたしの営業デビュー。

・何人かの友達の筆箱の中身を眺め、「えーこれ最新文具やん、やるやん、80点!」とか言ってたら後輩に「先輩、私の筆箱も見てください!」と言われる。今考えたら何様や?後輩の筆箱には 文房具ソムリエール菅未里さん が後におすすめしていたラメ入り蛍光ペン「キラリッチ」が入っていて、感心した。何様や?

すっかり「文房具好き」になる

高校生

・進路希望調査の関係で将来について考えざるを得なくなり、「好きなことが仕事として世の中に沢山あるんやからそれにすれば?」と母に何気なく言われ納得。以来文房具関連の仕事に就きたいと思うようになる。

・高校最寄り駅近くに素敵な文房具屋さんがあったので暇さえあれば覗いて最新文具をチェック。通いすぎると物が更新されないので飽きる。

・ここ↑で現在1番のお気に入りシャーペン「color flight」に出会う。また、juice upが発売された当時200円?たっか!とこの店で見つけても敬遠していたが現在はお気に入りに。食わず嫌いはいけない。 <みこぶんぐcolor flightの記事はこちら>

・文房具のイベント(毎年夏・大阪)「文紙MESSE」に参加。文具ソムリエール菅未里さんとお話する。

・立てられるペンケース「ネオクリッツ」シリーズの「ネオクリッツフラット」を使ったが倒れやすくて自分には合わなかった、と文房具ソムリエ石津大さんに話すと「実際に使ったからこそ言えることやね」と言われ、何でも「実際に使ってみることに大切さ」を悟る。

この頃には周りの友達に「文具好き」と認知されるようになる

現在(大学生)

・文房具のイベント(毎年秋・大阪)「ぶんぐ博」に風邪気味なのにソロ参加。熱が少しあることも忘れ楽しむ。

・文房具屋さんのバイトを始める。替え芯の品番は未だ覚えられず。

・instagramやTwitterに買った文具を投稿してみるものの周りの反応が他の話題に比べて良くないので、大学2回生秋にはてなブログ「みこぶんぐ」を開設。ここにわたしの文具投稿を集中させることに。

・「みこぶんぐのネタになるし」と新作をどんどん買ってしまうようになる。お金が………

・たまに友達から「こんな友達/先輩に文房具をプレゼントしたいんやけど、何がいいと思う?」と相談が来るようになる(めっちゃ嬉しい。ありがとう)

・文房具のイベント(毎年冬・東京)「文具女子博」にソロ参加。7時間東京に滞在しただけで帰る。

・将来について考えるようになり、文具イベントで若い営業の方々や(おじさんはあまり商品以外について話してくれない)、1人で小さな文具店を開業された方にお話を聞いてみるようになる。自分がどうしたいか、どう働きたいか、を模索中

 


とまあこんな感じでした。意外と昔のことをハッキリ覚えててびっくり。着実に自分の中に積み上がっていってる気がする。

これからも みっこ と みこぶんぐ をよろしくお願いします。


新たな文具をかいます