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なるべくなら悪魔をつくりださないように

長男が、怒って泣きながら抱きついてくる。
次男とのケンカで、長男にキツく注意したことを反省し、頭をよしよしなだめながら、甘えてきてくれることにホッとする。

幼かった自分の、「弟ばかりズルイ」と重なる。 
いつも怒っていて、悲しくて、1人部屋で泣いていたあのやるせなさ。
長男をよしよししながら、幼かった自分もよしよし、してあげる。 

怒りや悲しみを消化できないで溜め込んでしまうと、悪魔になる。
まわりの人をいっぱい傷つけて、自分もいっぱい傷つく。
なんとか人の道を外れず成長できたとしても、あの頃の悪魔はいつもとなりにいる。
悪魔にそそのかれない日を積み重ねていくので精一杯だ。
いつかそれがあたりまえになって、身近な人にいっぱい優しくできて、いっぱい優しさを受け取れるようになりたい。

子どもたちはわたしより接する人の数も多いし、親、先生、コーチ、世間でいう上の立場の人から教えてもらう立場にいる。
うー、無理ー。
こんなだから1ミリも感謝できずに生きてきてしまった、苦い子ども時代。


言いたいのは、本当に、自由に、心のままに生きてくれということ。
ママが悪いとたくさん怒って、泣いて、ぶつかってきてくれ。

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