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すごい人たちがいるもんだ

夢の中で、回答用紙に書き込んでいる。
誰と仲がいいですか?の質問に、「基本1人」と書いていた。
臨時休館していた図書館が再開してとても嬉しい、そんな夢だった。

Netflix「ビフォア・アイ・フォール」を観た。
何度も同じ1日を繰り返してしまう少女の話。
どうせリセットされるならと、派手な服で登校してみたり、親友にひどいことを言ったり、まわりに当たったり。

でも、違うと気づく。行動を変える。

学校を休んで妹と1日過ごしてみると、妹が悩みを抱えていることを知り、話を聞く。
両親とぎくしゃくしていたが、食事に誘ってわだかまりが溶けた。
避けていた同級生と会話をして、履いていたブーツを交換した。
家族、友達の良いところを本人に伝える。

わたしも少女と同じだ。
毎日、代わり映えのしない1日を繰り返してることに気づいてハッとした。

いつもと違うことをするのがめんどくさい。
予想外のことは起きてほしくない。
誰にも会いたくない。

昨日と同じ平穏な1日を望んでいる。
なのに、どうしようもなく退屈だ。

兄さんが、YOASOBIの「怪物」をリピートしてる。
わたしは、ヨルシカの「春泥棒」が大好きだ。
すごい人がいるもんだ。

愛を歌えば言葉足らず
踏む韻さえ億劫
花ひらいた今を言葉如きが語れるものか

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