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はじめまして。kou OTです OT.作業療法士 総合病院で勤務しています。 日々の学…

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はじめまして。kou OTです OT.作業療法士 総合病院で勤務しています。 日々の学び・日常をnoteにまとめていきます。 よろしくお願いします。

最近の記事

作業機能障害について

今日は作業療法の対象について考えてます。 作業療法の対象は「ハンド」「認知症」「高次脳機能」「ADL」「IADL」「環境調整」など幅が広いです。 疾患や問題点は異なりますが、共通しているのは上手く作業遂行が行えていない状態だと思います。対象は幅広いですが、作業療法の目指す先は対象者が作業的存在になることです。 作業療法士は対象者が作業が出来ることを通して、作業的存在(作業をすることで、自分自身の存在が決まること)になることを支援しています。 作業がうまく行えていない状

    • 作業的存在

      こんにちは。 対象者が行っている作業や作業療法で提供している作業がその人にとってどのように健康と幸福に関係しているか理解困ることはありませんか? 今日は作業的存在の基本的な考えについて説明します。 作業的存在とは?作業的存在は生きている人間は、作業を抜きに存在することはできないこと。作業をすることで、自分自身がどのような存在が決まるということ。 人間が健康的に生きるためにはその人にとって重要な作業が欠かせません。作業的存在を研究する作業科学にはDoing・Being・

      • リハビリテーションの目標

        リハビリテーションを進める上で目標設定は必須です。 目標はカンファレンスで多職種と設定したり、リハビリテーション総合実施計画書やカルテにも記載しますよね。しかし、養成校の講義や就職後の研修では取り扱うことが少ない印象です。 長期と短期目標を立てますが、「ADL自立」や「独歩にて自宅退院」などADL能力や退院先のみを設定している場合がないですか? リハビリテーションの対象者は背景や作業歴がそれぞれ異なるため、目標も「多様的」で「個別的」になっています。 5W1Hをもとに

        • 作業とは

          今日は簡単にこのテーマについて。 「理学療法と作業療法って何が違うの?」ってよく患者さんや他職種、友人から聞かれませんか。そして説明しようと思っても説明できない・伝わらないってことありませんか? 今日はサクッと作業療法で扱う作業についてまとめてみます。 ◎作業の定義 「作業」ってみんながよく使う言葉です。 「農作業」「事務作業」などなど だから人それぞれのイメージが違うんです。 まずは作業についてですが、世界作業療法士連盟では作業の定義を以下のように示しています。

        作業機能障害について

          自己紹介

          はじめまして!野球好きのOTです^_^ 今回は簡単に自己紹介させて頂きます 私は作業療法士(OT)というお仕事をしています 現在は総合病院で勤務しています 🏥 臨床経験は2年の若手で、日々勉強中です 興味のある分野は作業療法理論、作業科学、高次脳機能障害、自動車運転支援、ヘルスケアなどなどです。 学ぶこと多いなって最近物凄く感じます😅 ゆっくりですが、もっと深めていきます 休日は野球をしたり、アマプラで映画・ドラマを観たり、釣り、スポーツをしたりしています。あとお酒

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