焦りと現実

無職なので、ハローワークに行っている。

もう何回めだろう。情けないことに転職や無職を繰り返しているので、手続きとかの流れはある程度わかっているつもり。職員と話すときは、無駄にハローワーク初心者(っていうのも変だが)を装っているが。

前職を辞めるとき、メンタルをやられかけたのでのんびりしようと思って。一応仕事は探しているが、おいしいもの食べたりしてゆっくり見つければいいやと思っていて。

でも、実際にハローワークで話を聞くと焦る。

「転職期間が短いほうが、企業からの印象はいい」とか。

はっきり言って、もう今更だ。正社員経験がないせいか、転職回数が多いせいか、書類で落ちまくるのでいつも仕事が決まるまでに時間がかかってきた。努力していなかったわけじゃない(と思う)が、もう既にわたしの履歴書の印象はよくないだろう。

でも。今更だけど、せめて今回は早く見つかるようにガンガン動かなきゃ。みたいな考えも一瞬浮かんだ。が、しかしだ。全く働く気になれない。前みたいに働く自分が想像できないのだ。

なんか疲れちゃった。というのもあるし、短気だから、仕事でイラっとしたときにまた態度に出しちゃうんじゃないかとか。馴染めなかったらどうしようとか。お得意の「先回りして悲観的になる」やつだ。

しかし、一歩を踏み出す元気がない。応募以前の、転職セミナーの中に気になっているのがある。でもそのグループワークの中で、皆の前で自分のことを話す…みたいなことをしたくなくて悩んでいる。

職員にその話を聞いているとき、完全に無表情になってしまっている自分に驚いた。知らない人の前で自分のことを話すなんて、想像するだけで憂鬱らしい。仕事を辞めた理由を話したときも、涙目になってしまった。

どうやら自分で思っている以上に、メンタルをやられているらしい。

だからもうちょっと、のんびりして元気になったほうがいいんだろうと思う。無理して働いて、それでうまくいけばいいけどダメだったときがつらい。

なんて、甘えてるだろうか。

誰も責めないからいいか。


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