#CMC_Central 参加レポ | 企業トップが語る、ビジネスとコミュニティの掛け算を実現する秘訣【経営者視点】

※ この記事は 「㊗️初開催🎉 # CMC_Central 参加レポート」の一部です

どのようにコミュニティの価値を言語化し会社に伝えればいいのか?
コミュニティ運営の永遠のテーマすぎて期待大でした❤️‍🔥

【セッション概要】
コミュニティを社内で「孤立」させず、ビジネスに効果をもたらすためには、どのような組織や企業風土、目標設定が必要なのか。コミュニティとビジネスの掛け算の作り方を、現役の企業トップにずばりお聞きします!

モデレーター】
ウイングアーク1st株式会社 マーケティング本部 カスタマーマーケティング室 / 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 協会理事
河村 雅代

パネリスト】
クラスメソッド株式会社代表取締役社長
横田 聡

さくらインターネット株式会社代表取締役社長
田中 邦裕


まずは自己紹介

横田さん:宴会予約担当をしていたのは顔と名前を覚えてもらうのが狙いだった😁



  • (両社とも)コミュニティマネージャーはいない、けれど社員が各自で自由にやっている

両社にとってのコミュニティって?

横田さん

  • 会社もコミュニティと思っている

    • お客様、関係者、みんながコミュニティ

田中さん

  • JAWS にも参加していたし、なんならAWS 乾杯にも立ち会った🥂

  • 社会全体、競合も含めてコミュニティと思っている

コミュニティに必要な要素とは?

横田さん

  • お客さんと自社、社員と会社、のような対立関係ではなく、横並びで刺激を受け合いながら前に進んでいくのがコミュニティ

  • 自社の事業や技術が中心となっていることや、良いものを広めていこうという活動であること

田中さん

  • 立場を超えて壁を壊していくもの

    • 部署、製品ごとのように、とにかく壁をつくりやすい(そのほうが居心地がいいから)

    • それを無理せずに壊していくのが大事

    • 頑張って崩すんじゃなくて心地よく壊していけるのがコミュニティ

LTV の考え方

横田さん

  • LTV って自社の製品を長く使ってもらうことと捉えられがちだけど、本質的には「自社製品がなくてもユーザーさんが成功するためにはどうしたらいいか?」を追求したい

田中さん

  • プロダクトで考えるとLTV=自社製品を使ってもらうことという発想になるけど、顧客が最終的に成功すること、というふうに考えていけば、製品という枠に囚われることにはならない

  • (それって、さくらインターネットを使わなくてもいい、と言える?に対して、)さくらインターネットがなくなったとしてもそこで働いていた人や使っていた人がうまくいってほしいな、という期待はある

コミュニティは事業成長にどう貢献できるのか?

  • どんなにいいコミュニティを作っても、事業が成長しないときはコミュニティも成長しない

    • 例)マーケットが小さい

  • 前提として、成長するマーケットである必要がある

    • その場合に、良いコミュニティとの相乗効果が起きる

  • 成長分野でコミュニティを運営することが大事

  • そもそも論として:経営者がどういう場で事業をするかの判断を正しくすべき

  • ダウントレンドの中でコミュニティで頑張るのは流石に辛い

  • コミュニティの中からそういうトレンドを見つけて、製品開発にフィードバックすることで、事業に貢献ができるかもしれない

コミュニティマネージャーの役割

  • 会社の方向性はこのままでいいのか、いまユーザーの中で何が盛り上がっているのかをフィードバックすることができる

  • 数字ではない、ウェットな部分(定性的な部分)について経営者にフィードバックすることができる

  • 参加者のフィードバックを経営者に継続的に伝えることは、経営者にとって自信につながる

    • 数字だけではない経営を支える「このプロダクトは、数字にはみえていないけれど、もっといけるかもしれない」

最後、コミュマネとしての具体的な行動指針をいただけてありがたかった…🥺❤‍🔥

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