見出し画像

百段階段

アップする予定で、すっかり忘れてしまってました。
6月に行ってきました。
目黒雅叙園にはかつて行ったことがあるけれど、こちらの百段階段は初めて。昭和10年に建てられたホテル雅叙園東京の現存する唯一の木造建築だそうで、広い他の施設内とは違った趣があります。実際には99段の長い階段が7つの部屋をつなげており、部屋ごとに昭和初期のモダニズム香る空間が広がります。

平成21年に東京都の有形文化財に指定されたそう。エレベーターの中は漆と螺鈿で装飾されています。

この時期のテーマはガラスと竹下夢二。夢二のデザインワークがすらりと並びます。大正浪漫を感じさせるモボモガの衣装の部屋も。

ホテルの敷地内には色鮮やかな錦鯉が悠々と泳ぐ池があり、カフェから滝を眺めることもできます。
トイレの造りがまた豪華。橋がかけられ、朱塗りの洗面台や個別のパウダースペースがありました。

7月2日から9月25日までの企画「和の明かり✖️百段階段2022ー光と影百物語」と題して、灯りで魅せる新たな展示が始まっています。時間があったらまた行ってみたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?