まっぴー

都内の大学4年生

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最近の記事

東北紀行 vol.5 最終日「帰還」【一関~福島~東京】

※この記事には、東日本大震災を文章・写真で表現している箇所が含まれますのでご注意ください。ご自身の判断で閲覧いただくようお願い致します。 みなさん、こんにちは。さて、早いもので東北紀行も今回で最後となりました。 まず初めに、前回の最後にみなさんに問いかけた問いから確認してみましょう。 もう一度再掲すると、みなさんはこの陸前高田の光景をどういう「言葉」で語りますか?というものでした。 この光景は、一見すると「きれい」な風景に見えるかもしれません。真っ青な海、水色の空、そ

    • 東北紀行 vol.4 4日目「言葉」【宮古~一関】

      ※この記事には、東日本大震災を文章・写真で表現している箇所が含まれますのでご注意ください。ご自身の判断で閲覧いただくようお願い致します。 こんにちは。今回は東北紀行vol.4をお届けします。 3日目の最後に宮古に到着し、4日目からはいよいよ本格的に三陸沖をめぐっていくことになります。訪れる場所は、震災の被災地が多くなってきます。 もともと、どこかのタイミングで被災地を訪れたいと思っていたのですが、(言い訳がましいですが)なかなかこれまでまとまった時間が取れず、行けていま

      • 東北紀行 vol.3 3日目「地域」【弘前~宮古】

        みなさん、こんにちは。今回は、東北一人旅の3日目についてです。 三内丸山遺跡へ 3日目は、まず弘前を出て青森に向かうところから始まります。もともと三内丸山遺跡には行ってみたいと思っていたので、ひとまず遺跡を目がけて出発しました。 新青森駅で降りた後、遺跡まで歩いて行くことにしました。例にもれず、新青森駅から遺跡までの道のりも、ほとんど周りに人がおらず、昼間にも関わらず非常に寂しいものでした。隣を走り去っていく車の運転手から見れば、なんでこんなところを人が歩いているのか?

        • 東北紀行 vol.2 2日目「自然と旅」【秋田~弘前】

          みなさん、こんにちは。 今回は、東北紀行のvol.2ということで、2日目のことについて書いていきたいと思います。 自然と旅 前回の記事はややネガティブな内容が多く、また軽い内容の試練も多かったと感じられたかもしれません。しかし、この記事で扱う2日目は、今回の旅で、最も旅らしい一日となったと考えています。その「旅らしさ」を最大限伝えられれば幸いです。 2日目のテーマは、「自然と旅」です。白神山地を始め、五能線沿線の自然を大いに味わいました。周囲に人が誰もいない中、非常に大

        東北紀行 vol.5 最終日「帰還」【一関~福島~東京】

          東北紀行 vol.1 1日目「試練」【東京~秋田】

          みなさん、こんばんは。 前回の記事では、東北紀行のvol.0イントロと題して、なぜ僕が東北に行ったのかについて主に書きました。 今回からは、いよいよ5日間の旅の模様を1日ずつ書き綴っていきたいと思います。 今回は、早速1日目についてです。先に1日目のテーマを示しておくと、それは「試練」です。様々な意味で試練がありました。以下、一日の行程を辿りながら一つずつ見ていきたいと思います。 鈍行で秋田へ 今回の旅では、JRの青春18きっぷを使いました。1日目には、その切符で鉄

          東北紀行 vol.1 1日目「試練」【東京~秋田】

          東北紀行 vol.0 イントロ

          みなさん、ご無沙汰しています。久々の投稿となりますが、今回は8月末から昨日まで、1週間行っていた東北一人旅について、見て聞いて感じたことを書いてみようかなと思います。 かなり盛りだくさんの内容だったので何をどう書くか非常に悩ましいですが、まとまったものを書きたいなと思っています。 何回かに分けて投稿していきます。一連の記事が成功しているかどうかはみなさんで判断いただけたら幸いです。 東北一人旅について まずは、なぜ東北一人旅に行ったのかというところから。もともと出身が

          東北紀行 vol.0 イントロ

          コロナ禍と私 #いまコロナ禍の大学生は語る

          「いまコロナ禍の大学生は語る」というこの企画は、私の大学1年生時代の同級生が立ち上げたものであり、私は彼から依頼を受け、このnoteを執筆している。 私が大学に入学したのは2020年。大学1年という人生における一つの節目である時期が、新型コロナウイルスによって大きく「翻弄」された。 企画者である彼との出会いも、コロナ禍の真っただ中のことであった。私の大学時代の記憶は、その少なくない部分が、コロナ禍と深く結び付いたものである。 まずもって、今回、改めてこのいわゆる「コロナ

          コロナ禍と私 #いまコロナ禍の大学生は語る

          noteについて

          noteを始めようかなと思った。自分の考えていることをあまり発表する機会もなかったし、ややもすると間違って理解されているかもしれないと考えたことが一つの動機である。もう一つは、まとまった文章を書くことを通じて、自分自身の考えを整理したい、という動機からである。 ちょうどそうしたことを考えていた時に、「いまコロナ禍の大学生は語る」という企画への参加を依頼された。自身でnoteアカウントを作って、ハッシュタグをつけた上で投稿してほしいとのことだった。 そこで、はじめてnote

          noteについて

          読書の記録

          最近いろいろな本を読んでいるが、量を意識しすぎているせいか、読んだ本が左から右へとどんどん流れていくばかりである。かといって本を読むのが速いわけでもないので、質・量ともに自分の理想的な読書とは程遠いのが現状である。 だが読書を通していろいろな考え方に触れられるのは、面白い。そして、読んだ本が、一見何の脈絡のない二冊であっても、相互に関連しあっていることを発見できたときには、はなはだ感動する。しかし、これはかつてに読んだ本の内容を曲がりなりにも記憶しているから味わえる感動であ

          読書の記録