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三陽スピリッツ「国語を忘れた民族は滅びる」(その3)

 心が言葉になることは、私たちが生きていく上で大変重要なことです。そのためには多くの言葉を知る必要があります。言葉を知れば、その心の働きを覚えたことになります。日本には長い歴史・伝統・文化があり、その中で様々な言葉がうまれてきました。しかし、SNSなどが発達した現代では、言葉を伝える手段は発達しましたが、本を読まない人も多くなり、言葉自体は貧相になっているように感じます。だからこそ、様々な言葉を知って自分の中の語彙を豊かにする、その言葉を用いて、表現を豊かにしてほしいのです。
 授業の中で、漢字や語彙を覚えることは、このことと非常に関連しています。しかし、覚えるだけではだめで、その言葉を適切に使わなければいけません。学習の記録や日々のレポートの中で、覚えたての言葉をふんだんに用いて、自分の言葉の世界をぜひ広げてほしいと思います。

人間力向上しても委員会:HN先生(ペンネーム:広い心のNobleman)


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