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2023年 大河ドラマ「どうする家康」47話を見てみた。

こんにちは。めぐたんと申します。

都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第47話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。


1.どうする家康47話

家康が用いた大砲の攻撃により大坂冬の陣は一時休戦になり和議の条件を巡り徳川と豊臣両家の間で話がされました。徳川方は阿茶局、豊臣方は常高院です。常高院は茶々の妹にあたります。大阪方は浪人らに所領を与えることを要求しますがその様なことをできるはずもなく、大阪城の堀を埋めることを条件に和議が結ばれました。

和議が結ばれた後も大阪には浪人が集まり続けており、大阪周辺の治安も悪くなってきたので家康は豊臣家を滅ぼすことを決意しますが、常高院、お江(徳川秀忠の正室で茶々の妹)らが最後の交渉を行うことを訴えて大阪に向かいました。お江は交渉後に家康直筆の手紙を茶々に渡しました。手紙には家康が過去に茶々の母であるお市の方を救えなかったことを詫びることと、豊臣家が徳川家に恭順せず戦を回避できないのであれば自分の命と一緒に乱世の亡霊たちをあの世に連れていくという家康の覚悟が書かれていました。

茶々は開戦か恭順するかは秀頼の思いを優先させることにしました。秀頼が選んだのは開戦でした。ここに戦国最後の戦いの大阪夏の陣が始まります。


2.大阪冬の陣の終結と再度開戦まで

今回は大阪冬の陣の終結と夏の陣までの過程が描かれました。

家康が用いた大砲の攻撃により城内の豊臣首脳陣は講和に傾きました。講和の条件として大阪城の堀を埋め立てることとし、秀頼の大阪城からの退去、茶々の江戸への参勤は見送られました。大阪方は浪人へ所領を与えることを要望しましたがこちらは拒絶されました。

また和議締結の際も一部の浪人は反対と声をあげていました。大阪方は浪人をコントロールする能力がなくなってきており、「飼い犬に手を噛まれた」状態になっていました。従来は徳川方が勝手に大阪城の堀を埋め立てたとされていましたが、近年の研究ですと堀の埋め立ては両家で同意がされていたという意見が主流になっています。

今話では秀頼が最後の乱世の亡霊として家康に決戦を挑むという締めくくりになっていましたが、実際はどうだったのでしょうね。茶々と秀頼にとっては勝ち目がないということは気づいていたとは思いますが、大阪方に集まってくる浪人の滞在や暴挙を君主として管理することができずに戦わざるを得ない状況に陥っていたのだと思います。もちろん豊臣家のことを想って戦う武将もいたとはいえますが、死に場所を求めた、太平の世で仕官先がなかった、家康に対する私恨など様々な戦う理由をもつ武士たちに都合の良いように神輿にされてしまったと思います。

そして大坂夏の陣で家康は、秀頼もろとも乱世の亡霊をまとめて葬りさって江戸幕府を盤石なものにします。


次回は遂に最終回を迎えます。
1年間を振り返って様々なことがありましたが、この更新を休まずにできたことを嬉しく思います。改めて徳川家康という人物の魅力や凄さを学ぶ良い機会となりました。

次回の48話・最終回も楽しみです!


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