毎月のいじめ対策~11月にできるいじめの対策

について、ご紹介します。

今回は、「いじめ撲滅月間」・「いじめ防止月間」・「いじめ対策強化月間」などが実施される「11月」に注目をし、その11月にできるいじめの対策についてご紹介します。
一般的に、11月と聞くと「特に行事がない、あったとしても修学旅行」といったもので、何をどう対策するのかわかりづらいです。
まずは、なぜ11月に「防止月間」等が実施されるのかについてご紹介します。

目次
「防止月間」等が実施
イベントがなくても注意
悪化をする前に対処が必要
我慢をしていた子にはケア
教職員の児童生徒との距離

「防止月間」等が実施
11月にはなぜ「防止月間」等が実施されるのか、そのことについて理解したうえで対策や防止に取り組むと、意気込みも変わります。
もともと、11月はいじめが増える時期だと言われています。
このことは、諸説あるのですが、今回はその一部をご紹介します。
脳科学の視点からこの11月と児童生徒(大人も同様)の異変を見ていきます。
まず、脳の状態から見た11月は、通称「安心ホルモン」であるセロトニンの分泌量が変化する時期と重なります。
このセロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなってしまいます。
そして、11月というのは、日照時間が変わる時期にあたります。
実は、この日照時間が変わるが変わることで、セロトニンの合成がうまくできなくなってしまい、分泌量も減ってしまうのです。
これによって、セロトニンの不足が起こり、不安が強まったり、心のバランスが取れなくなってしまうのです。
つまり、11月という月は、セロトニンが減少することで、自分の心の変化、気分の変化に対して非常に敏感になりやすい時期になります。
そのため、今までの児童生徒の様子から想定した行動だけでは不十分なのです。
かといって、「セロトニンを増加させるために薬を」・「日にあたる時間を増やせ」といったことは無茶です。
不安が強まったり、心のバランスが保てなくなった時には、速やかに心身を休ませてあげること、よく気持ちを受け取ってあげることです。

続きは、HPをご高覧ください。

毎月のいじめ対策~11月にできるいじめの対策

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