未成年のいじめ被害者の方へ~いじめを告白して解決

一人で抱え込まないようにしよう<いじめを告白して解決していく>
コラム①では、いじめ被害を一人で抱え込まないようにする方法を3つあげました。具体的には「①いじめを告白して解決していく」「②自分に合った解決策を見つけていく」「③いじめから身を守るために」でしたね。
今回は「いじめを告白して解決していく」について解説していくコラムです。いじめ被害を一人で抱え込まないためには、まずは「いじめ被害を告白する」ことが効果的です。

目次は以下の通りです
告白をためらう理由
告白することへの誤解
告白するとどうなるの?
どんな告白の仕方があるのか
今いじめられているあなたへ

告白をためらう理由
先生や保護者はいじめに気付きにくいです。
被害の告白があったかによって、その後のいじめ対策に大きく影響をします。
しかし、告白してどうなるのかがわからなかったり、
「余計に悪化してしまうんじゃないか」
「何も対処してくれえないんじゃないか」
「逆に怒られてしまうんじゃないか」
と考えてしまったり、さまざまな弊害があります。
その中で深谷(1996)や田中ら(2007)は、以下のような複数の事例を挙げています。私が相談を受けた事例も含めて一覧にまとめました。
プライドから告白しない
負けを認めることになる
解決しないと思った
教師の力を借りるのは情けない
親が過剰に怒ってしまう
エスカレートする
親に心配をかけたくない
親を悲しませると思った
打ち明け方がわからない
自分が悪いことだから
いかがでしょうか。よく耳にするものやそうでないものもあったかと思います。

実際に、いじめられていることを告白したことのある人は、年齢が上がるとともに減っているというデータもあります。

私たちは大人になるにつれて、自尊心などをもったり、周りの目をより気にするようになります。
犯罪の被害にあったら警察や弁護士に相談をするように、いじめも一人で解決しようとしたり、放置することはとても危険なことです。
警察も犯罪の全てを把握することは大変難しいことです。
いじめも、先生や保護者が全て把握することは大変難しいことです。
そこで、いじめ被害にあっていることを告白した場合に先生や保護者はどのようなことをするかを知っておくと、告白への弊害を突破しやすくなります。

続きは、HPをご高覧ください。

未成年のいじめ被害者の方へ~いじめを告白して解決


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