毎月のいじめ対策~10月にできるいじめの対策

をご紹介します。


今回は、児童生徒も関係ができて遠慮がなくなりはじめ、さらに学校のイベントが多い「10月」に注目をし、その10月にできるいじめの対策についてご紹介します。
一般的に、10月と聞くと文化祭や体育祭、進路決めなど学校生活の中では大きなイベントがあります。
まずは、10月のいじめ対策は予防の効果が出ることについてご紹介します。

目次
児童生徒の関係に注目
グループ分けは慎重に
家庭の様子
気圧の変化に注意
多角的な情報共有

児童生徒の関係に注目
10月になると、児童生徒の関係はハッキリとしていると思います。
「この子は〇〇のグループ」「この子は〇〇と一緒」「この子は一人の事が多い」などなど、教職員にとって受け取り方はさまざまだと思います。
このように関係ができてくると、自然とその関係の中で緊張感も和らいで、遠慮がなくなってしまったり、配慮がなくなってしまったりと、人間関係の問題に発展します。
そして、児童生徒における人間関係の問題というと、やはり「いじめ問題」が挙げられます。
例えば、関係性のいじめとして「集団心理」があります。
この「集団心理」では、
周りがやっているから…
一緒にやらないと…
などと考えてしまいます。
大人の社会でも、周りと違うことをすることは、周りからの視線などが怖くなることがあると思います。
時には、人間関係の変化にも関わります。
それが、児童生徒の中では例え少人数の関係だったとしても、同じことが起こります。
このことについて、その程度を見分けるために、ポイントの様子を見ていく必要があります。
ポイントは

*児童生徒同士の言葉遣い
児童生徒の関係に関わっています。
気が緩んだことや気が許せる関係になると、荒っぽい言葉遣いになることが多いです。
しかし、それは受け取る方によっては不快に感じます。

*物の貸し借り
多少の物は友人関係ならばあってもおかしくはありません。
重要なことは、その頻度にあります。
借りることが当然のようになってはいないでしょうか。
表面上は「良いよ」と言っているかもしれませんが、内面では「嫌だ」と思っているかもしれません。

*児童生徒の力関係
グループの中で、誰か一人が強いと、その人の考えや行動が中心になることがあります。
歴史的に考えると、独裁のようなものです。
ここで表現されている「強い」は、肉体的に強いということだけではなく、口がうまい、人間関係をつくることがうまい、なども入ります。
いじめの主犯格が実は優等生だったということもあります。

*休み時間の過ごし方
よく、「一人になっている子はいないだろうか」ということが注目されますが、それだけを見ていては不十分です。
むしろ、「休み時間は一人でも良いのだ!」といったクラスの考えを持ってください。
「本当は一人でいたい」、「本当は他の子といたい」と思うことがあります。
ポイントを踏まえて全体を見てください。
などがあると考えられます。
程度を見分けるために、ポイントを絞ってご紹介をしました。
一つずつ、確実に捉えていきたいところです。

続きは、HPをご高覧ください。

毎月のいじめ対策~10月にできるいじめの対策

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