見出し画像

子供部屋で留学してルーマニア語の小説家になった男

子供部屋で留学?ルーマニア語の小説家になった?
どういうことと首をかしげるひとがいるだろう。

今回紹介する人物は、斉東鉄腸さんだ。
斉東さんは、以下の本を出されている。

長すぎるタイトル。略して千葉ルー。
異世界転生の小説のタイトル名みたいだが、小説ではなく実話だ。

斉東さんは、大学卒業後就職せず、実家の子供部屋で引きこもりの生活を送っていた。
失礼な言い方だが、ろくに働かずにネットフィリックスで映画を見まくっているうちに、あるルーマニアの映画に出会い強く感動して、ルーマニア語に強く興味を持ち習得しようとする。
ただ実際に現地に留学して習得するというわけではなく、実家の子供部屋でルーマニア映画を見ては辞書を引いて意味を調べたり、ツイッターなどのSNSを活用して、ルーマニアの一般人や著名な監督、小説家たちと交流することで外国語を習得していき、その外国語の小説家にまでなってしまったという、今までにない斬新な子供部屋での留学体験記だった。

実際に現地に行かなくても子供部屋で留学することができる。引きこもりでも引きこもりのまま何かに熱中して大きなことを成し遂げていくことができるんだということを斉東さんは証明し、私たちに教えてくれるのだ。


この記事が参加している募集

スキしてみて

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。 もしもサポートしてくれた場合、生活費の足しになるので幸いです。