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148cmの40代後半女子が自動二輪(バイク)免許を取得する物語 その8 低速

このシリーズはマガジンにまとめてます


教習内容もだんだん具体的になってきた。
ちょっと進んで止まる、や
8の字とか
右左折とか。


なんちゃってでは
もう誤魔化されないところまで来ている。



発信・停止くらいはスムーズにならなくては。


知らずに自分へ
ものすごいプレッシャーをかけている私。

できないが嫌すぎて
自分へ期待をしてしまう。

しかし自分への期待が絶望へ引き込むのだ。


たった50分間なのに
突然、うまくいかない時間が訪れる。
ちゃんとできないことが露呈されていく。


誰でもそうなのかもだけど
何かちょっと自分の思ったことと違うことが起きた時に
あれれれれれれれと
パニックになって
両手両足がおかしな動きをし始めて
倒れたり
空ぶかししてしまったり。


運動機能に関しては
自分で理解して
脳内シナプスをつなぐまで
私は随分と時間がかかる。


つまり鈍臭い。


早急にこのプチパニックを起こさないために
発信停止はなにも考えなくても
できるようにならなくてはいけない。

しかしシナプスが繋がれる前に50分が終わった。
そしてまた5時限目も復習になった
ちーん。


いいのだ、たくさん練習して
身につけていく時間が多ければ
それだけ自信にもつながるはず!!!
ということにする!!!


って予約していた次の時間も復習になったので
先ほどと同じこと+坂道発進。



さっき散々低速で止まって進む
止まって進む、止まって進む
曲がって止まって進む
曲がって止まって進む
Uターンする
など細かい動きを散々したからか?


さっきよりは随分といい感じだ。


今回の山場、坂道発進。



車の免許はミッションで取っているし
実家の車がずっとミッション車だったので
10年くらい前まではずっとミッションに乗っていた。
だからバイクでも坂道発進の原理はすぐわかった。


サイドブレーキの代わりに
後輪ブレーキを使うのね。
ふむふむ

ちょっとアクセル多めで
はいはい、進むのね。はいはい。

原理がわかってるだけに
すぐにできた。



で、数回やっていたら
あることに気づいた。



あまりにも気づくの遅いのだが
私がエンストをしてしまう時は
必ず後輪ブレーキを踏んでいたのだ。



あ、これか!!



謎に自分の改善点が見つかって
次やればもっとうまくできそう!なんて
なんとなく自分の中でまた復習かな〜と思っていたのだが




うん、さっきよりは
随分バランスも良くなったし
良いでしょう。
次はS字とクランク、スラローム、一本橋ね。



ハンコもらえた!!!

わーい!やった〜
1回の復習で済んだ〜!!!


とにかく言われたことがすぐにできない私は
事前情報と座学が必要らしい。
教習所で伝えられる
上級者向けの説明では私の身体はその場で
うまくシンクロしてくれないのだ。



原理がわかって
咀嚼し、理解できて落ち着いていれば
再現は可能なのだ。

と思っていたら夫からあなたはこれをみなさい。
とYoutubeを勧められた。


夫は色々私のことを流石に見抜いている。


勧められたこのYoutubeをみて
予習に励みたいと思う。
いや〜youtubeってすごいね。



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